【夏休み】MSCベリッシマに乗ってクルーズ旅行してきたよ⑥(総費用とまとめ)

こんにちは。YUMAです。

今回がこのシリーズの最後の記事になります。かかった費用、その他のコツ、紹介を忘れたレストランなどをまとめます。

前回はこちら↓

費用

クルーズ代金と港湾税

まず、事前に支払った「クルーズ代金&港湾税」の金額が50万円です。ベストワンクルーズという会社から予約しました。

部屋は海側バルコニーです。クルーズ代金は大人2名分だけで、子供2名分は無料。

港湾税は1人4万円前後で、これは幼児も赤ちゃんもかかるので4人分です。

これらを合わせて50万円。

Hotel Service Charge

船内でかかる費用(事後支払い)です。1日当たり約15ドルかかります。子供は半額。2歳未満は無料です。

これが全員分で合計290ドル。

Tourist Tax

これは1回のクルーズ旅行につき6.2ドルかかりました。2歳未満は無料。

3人分で18.6ドルです。

有料レストラン

前に記事で書きましたが有料レストラン2回分のパッケージ DUO(デュオ)を買いました。大人1人あたり70ドルで2人分を購入。

ブッチャーズカットでは、ワインボトル×1、カクテル×1、ジュース×1を頼みました。これが53ドルくらい。

シーパビリオンでは、ビール×1、カクテル×1、ジュース×1を頼みました。これが18ドルくらい。

これらにサービス料が15%乗っかります。

合計で243.24ドルでした。

グッズなど

船内のショップでおみやげを買いました。息子(5)にMSCクルーズの限定レゴブロック、18ドル。

あとは最終日の夕飯はメインレストランに行ったのですが、最終日の分は明細に載らず直接クレジットカード支払いで請求されます。なので、詳細を覚えてませんが、ノンアルビール×1とボトルウォーター×1を頼みました。それぞれ7ドルと6ドルくらいだったので13ドルとしておきます。

合計で31ドル。

寄港地での費用

寄港地での交通費や食事代などがかかります。きちんと把握できてませんが、思い出すとざっくり以下の感じだろうなと。

・韓国でのチャータータクシー → 2万円

・日本でのタクシー合計 → 6,000円

・電車&バス&フェリー → 5,000円

・食事&おみやげ → 1万円

・その他の入場料など → 3,000円

ということで合計4.4万円としておきます。

総費用

クルーズ料金&港湾税で50万円、船内でのドル支払い合計582.84ドル、寄港地での費用が4.4万円です。

1ドル148円で計算すると、合計 630,260円 となりました。

その他コツ

飲み物

船内レストランでの飲み物は基本的には水であっても有料です。1リットル弱のボトルで5-6ドルくらいです。

唯一、飲み物が無料なのがビュッフェレストランで、お水、牛乳、コーヒーなどがあります。朝だけはジュースもあります。

ということで、乗客はビュッフェでマイボトルなどにお水を入れて部屋に持って帰ります。ジュースを持って帰ってるおばちゃんもいました。船側としてはお水であっても購入してほしいはずですが、禁止しているわけではないので堂々と部屋に持って帰りましょう。

時間帯によっては並んでます。できるだけ食事で混んでる時間帯を避けてお水をマイボトルに入れると良いでしょう。

ビュッフェから部屋への持ち帰り

お水だけでなく、食べ物を部屋に持っていく人も時々います。

例えば、朝早くから寄港地で観光をしたい場合など、子供がいると早起きしてビュッフェに行くのが大変です。そういうとき、私だけビュッフェに行ってパンやフルーツなどを部屋に持って帰ってました。

部屋へのデリバリーサービスを頼むこともできますが有料です。マナーとしてはあまり良くないのかもしれませんがビュッフェからの持ち帰りは便利です。

洗濯

ランドリーサービスも有料です。少量ならマシですが、家族全員分で1週間以上の洗濯物が出るので、自分で洗うのはマストです。

100円ショップなどに行けば、洗濯のための折りたためる防水の袋や箱が売ってますので、我が家はこれと洗濯洗剤を持っていきました。洗濯物をまとめて袋に入れてシャワールームでお湯をジャーっと入れて、洗剤を入れてもみもみ。

手で硬く絞るのが大変ですが、それさえ済んだらあとはタオルで挟んでその上に座って脱水。タオルを大量に使うことになりますが、言えばいくらでも交換してくれるので大丈夫。

ハンガーにかけてバルコニーや部屋に引っ掛けて干します。洗濯ばさみのたくさんついた洗濯物干しを持っていくと、靴下や下着など小さなものをまとめて干せるので便利です。

オプショナルツアー(エクスカーション)

各寄港地ではオプショナルツアーが複数用意されており、船内で申し込むことができます。

結論から言うと、申し込まない方が良いです。

ツアーのメリットはバスで観光地を周ってくれるので楽ってことと、確実に出航時間までに戻ってこれるので船に乗り遅れるリスクがないことです。

船側が提供しているサービスなので、ツアーに申し込んでる人は一番先に下船できるようになっています。また、万が一、渋滞で帰りのバスが遅れたとしても船はツアーバスが帰ってくるまで出航せず待ってくれます。

デメリットはとにかく高いってことです。ツアーで周る観光地は有名なところばかりですし、事前にきちんと調べておけば自分で公共交通機関やタクシーを使って同じコースを周れます。

船内ではネットが使えません。WiFiを買うこともできますが、観光プランを立てるだけなら乗船する前に済ませておきましょう。また、寄港地にいる間はネットが届くので、その間に次の寄港地のプランを立てることもできます。

(おまけ)紹介忘れたレストラン

ブッチャーズカットは満足で、以前の記事で写真もいくつか載せました。DUO(デュオ)を買ったのでもう一つの火鍋レストランにも行ってきました。

こちらは正直、微妙です。私は個人的に火鍋は好きなので、普段からちょいちょい食べに行くことがあります。そういう人からすると満足できる内容ではないでしょう。ボリュームはあります。

メインレストランには最終日に1回だけ行きました。17時スタートで事前予約していたため、なかなか行けるタイミングがなかったのです。19:30スタートで予約しておいた方が良かったかもしれません。

最終日は終日クルーズなので早い時間帯でも行くことができました。

結論から言うと、ビュッフェと同等かそれ以上に美味しいです。

前菜、スープ、メイン、デザート、メニューから好きなものを好きな数だけ選べます。毎日メニューは変わります。

ものによってはベースの素材と味はビュッフェと同じで、綺麗に盛り付けただけというのもありますが、ほとんどはビュッフェにある料理より手が込んでいます。

もっと行けたら良かった。

↓牛肉のパイ包み焼き。これは秀逸でした。牛肉とパイの間に薄くハンバーグ生地がまとわせてありました。

最終日ということもあり、料理長やスタッフの紹介などがありました。

また、最終日ということで接客サービスのヘッドの方が前に出てきて、長渕剛の「乾杯」を熱唱してくれるという演出まで!

どこの国の方か分かりませんでしたが、日本語の歌を覚えるだけでも大変でしたでしょうね。上手だったし盛り上がりました。

感想

ちなみに、乗客の8割は日本人で、残り2割は中国人が多く、欧米系もまあまあいます。日本人に関して言えば、9割は高齢者です。家族連れが残り1割という感じで若いカップルとかは数組程度。

クルーズ旅行全体としてはとても満足でした。5年前に乗ったコスタ・ネオロマンチカも良かったですが、今回のベリッシマを知ってしまうとレベルが違いますね。

全部で63万円という費用をどう考えるかですが、まあそれくらいはかかるだろうなという感じです。自分で飛行機や新幹線を使って日本で1週間旅行することを考えると、クルーズ旅行のコスパは良いと思います。

食事は日本のレベルでとっても美味しいし、毎日がホテル暮らし。プールやジムにも行けて、外国を含めた複数箇所を観光できる。63万円はリーズナブルと考えます。もちろん、毎年行けるような金額ではないですが、数年に1回くらい行きたい感じです。

それではまた。