本業の給与収入、資産運用、副業・転職・アーリーリタイア、の順で考えていくのが良さそう

こんにちは。YUMAです。

ここ最近、副業ネタを聞く機会は本当にどんどん増えてきてますね。

私もどちらかというと勤務先で副業が解禁されたらいいなあという考えなのですが、当分は副業に踏み切れる状況にはならないと思ってます。

理由はこちら↓

楽観視されすぎてないか?副業

ところで、私も含めてですが世間は副業を無条件に「良いもの」と楽観視し過ぎている気がします。

現状の仕事に不満があってより良い条件や環境に転職したいという気持ちがあるものの、そこまでリスクをとるだけの勇気や余裕がない、ということがズバリ背景にあるのでしょう。隣の畑は青く見えるものですから仕方がありませんね。

そんな人たちにとって副業解禁は、言わば「お試し感覚」で違う仕事や職場環境を経験できるチャンスと映ります。あわよくばそのまま転職しようとか、副業分野で起業したいとか夢を見るわけです。

しかしながら、副業と言えど中途半端な仕事が許されるわけは決してなく、お試しでできる仕事なんてそうそうは見つからないでしょう。むしろ、本業にかける時間や集中力を分散させるわけですから犠牲となるものもあるはずです。本業だけに100%集中している人には専門性で差がつけられてしまったり出世競争に遅れをとってしまうこともあるやもしれません(副業を希望する時点でそのようなことに興味がない人も多いでしょうけど)。

副業の前に

何も考えずに現実逃避として副業を見るのは危険です。副業に手を出す前にもやるべきことはあります。

資産運用です。

収入源を複数に分散させる、またはトータルでの収入を増やす目的で副業に踏み切るわけですから、資産運用によって資産を増やそうとする試みは副業と同列に考えるべきです

むしろ、副業と違って時間や集中力をとられないという観点では、副業を検討する前に資産運用を真剣に考えるべきでしょう。

検討すべき資産運用

どんな資産運用を考えるべきか?仮想通貨とかFXとかは論外です。

積立投資

副業を検討するか否かに関係なく重要なのですが、積立投資は給与収入の多少に関わらず習慣化しましょう。一度積み立てを設定したら、副業しようが転職しようが必ず続けることが大事です。

相場の動きに一喜一憂してはなりません。そういう意味ではほったらかし投資という流行りの言葉が一番合いますね。

不動産タイプのインカム投資

もうひとつ検討したいのが不動産タイプの投資です。コインランドリーとかコインロッカーとかスペース投資ってたくさんあるんですよね。こちらはローンを組むのが一般的なので、そこのリスクをどう見極めるかというリスク許容の問題はあります。

不動産投資はほぼ時間をとられずに決まった額の家賃収入が入るので、収入源の複数化として直感的です。

ローンすなわち負債の力は大きいです。人から借りたお金で効率の良い運用ができるとそれこそ「お金に働いてもらう」ことにレバレッジがかかります。

ローンを組むにはサラリーマンとしての勤続年数や安定収入が金融機関に最も良く評価されます。そういう意味でも不動産投資を考えるなら、副業や転職に踏み出す前である必要があります。この順番は不可逆と思った方が良いでしょう。

資産運用は精神的支柱

副業、転職、またアーリーリタイアも含めてですが、不確実性を伴う環境変化を決心するときに資産運用は精神的支柱となります。

株式による資産成長が見込める、不動産によるインカムがある、そういう事実は現実世界でのリスクテイクの助けになります。

今の職場が気に入らないからといって自分を安売りすることもなくなり、見えない交渉力となるでしょう。

まとめ

安易に副業に走る前に資産運用としてできることは始めておきましょう。

転職を考えるときも同じです。アーリーリタイアですら、資産運用を続けることによって少しでも不安は解消されるでしょう。

そのような資産運用が着実に準備できてくると、今の職場でも会社や上司に対してハッキリとものが言えたり、環境を改善できるような心持ちになってくるのだと思います。

それではまた。