こんにちは。YUMAです。 ここ最近、副業ネタを聞く機会は本当にどんどん増えてきてますね。 私もどちらかというと勤務…
【夏休み】MSCベリッシマに乗ってクルーズ旅行してきたよ④(済州島)
こんにちは。YUMAです。
前回はこちら↓
さて、広島に寄港した翌日は終日クルーズ、つまり1日中ベリッシマの中です。広島から済州島までの距離があるためです。
この日は船内でプールに行ったりして楽しみました。
そして、次の寄港地である済州島に到着です。到着は朝の7時なので、実際に下船するのは8時過ぎくらいになります。
事前に情報収集したところによると、済州島におけるターミナルの周りには何もありません。
観光スポットに行くためにはオプショナルツアーに申し込むか、タクシーを手配するしかありません。しかし、済州島には流しのタクシーは基本いません。タクシーに乗るなら1日チャーターする必要があります。
ということで、日本にいる間に貸し切りタクシーを予約しておきました。基本は1日(といっても8時間)で18万ウォンです。日本語で予約ができます。
↑ターミナルの外に出たところ。かなり広いので、外に出るのに時間がかかります。
この日の8時にタクシーを予約しておきました。事前にLINEでやり取りしてあります。日本語を話せるカンさんというドライバーの方です。
ターミナルを出るとネームプレートを持って待っていてくれました。挨拶をして、今日向かう観光スポットについて相談。
私が行きたい観光スポットを順番に伝えると、全部行くのは時間的に無理、いくつかピックして行くしかないとのこと。
ということで相談した結果、以下の3か所に行くことにしました。順番はカンさんにお任せしました。
ちなみに、カンさんと事前に話したところでは18万ウォンでクレジットカード決済可能とのことでしたが、日本円の現金で払ってもらえるとありがたいとのこと。
「いくらです?」と聞いたところ、2万2千円とのことでしたので、「2万円ならOKです」ということで交渉完了。
直前の韓国ウォンのレートを見ていたところ、18万ウォンはちょうど2万円です。カンさんにとってもそれでカード会社に手数料を抜かれずに済むのでWIN-WINということでしょう。
まずは、マンジャングルです。ターミナルからタクシーで1時間20分くらいかかります。
済州島の東の端の方なので、ここに行くとなると移動で時間がけっこう削られます。
マンジャングルに到着すると、ベリッシマの乗客たちもオプショナルツアーのバスに乗って大勢来ています。
ツアーに申し込んでも自分でタクシーを手配しても行くところは大体同じなんですよね。であれば、貸し切りタクシーのほうが絶対いいです。値段もほぼ同じか、もしくはタクシーのほうが安いです。
ちなみに、観光地の入場料などは全てクレジットカードで払えます。市場でちょっとした食べ歩きをする類の店でも必ずクレジットカードが使えます。済州島では現金は必要ありません。
マンジャングルは長い年月をかけて地下にできた自然の洞窟です。
階段で降りていくと、地上とは違ってかなり涼しいです。というか、半袖でずっといたら寒くなると思います。
かなり、暗いので設置されているライトか、もしくは自分のスマホでライトを付けてゆっくり歩きます。
洞窟なので天井からポタっと水滴が垂れてきます。これがめっちゃ冷たくてビックリします。
赤ちゃんを抱っこしてさらに5歳の子供を連れている我が家は、カンさんによれば「全部は見れないので行けるところまで行ったら帰ってきた方が良いです」とのことでしたので、半分くらいまで行ったところで引き返してきました。
おそらく、他の観光客も一番先までは行ってないと思います。かなり長くて時間もかかるので。
ということで、マンジャングルの自然洞窟を楽しんだ後は「城山日出峰」に向かいます。城山(しろやま)と言えば伝わります。
マンジャングルから城山までは車で20-30分ほどです。
朝は雨が降ったりと天気が微妙でしたが、すっかり快晴になりました。
城山は世界遺産にも登録されている海に面した美しい山です。
道が整備されているので頂上のほうまで登ることもできます。片道40分ほどだそう。ただし、ほとんどのクルーズ観光客は滞在時間も限られているため途中で曲がって1周してくる形となります。
遠くに見える島は牛島(ウト)です。フェリーで行くこともできます。
さて、城山観光を楽しんだところで12時を過ぎています。
では島の中心部に戻ってオルレ市場に行ってみましょう。城山からタクシーで1時間ほどです。
市場ではありますが、浅草や築地場外のような感じで観光客向けのお店が並んでいます。
ちなみに、ベリッシマのいるターミナルからオルレ市場まではシャトルバスが出ています。前日に部屋にチケットが配られ、シャトルバスに乗ったら料金がチャージされる仕組みです。私たちはタクシーをチャーターしていたので使いませんでした。
が、ターミナルからこのオルレ市場まででなんと大人1人18ドル、子供は12ドルです。。しかも、往復するだけなので他のスポットは何も見られない。
ぼったくりですね。やはり、事前にタクシーを予約しておかないといかんですね。
タクシーの予約も、済州島にベリッシマが寄港するときにはタクシー争奪戦になるので早めに予約しておいた方が良いでしょう。
さて、朝ごはんをビュッフェでたくさん食べてきてはいますが、ここらあたりで軽く何か食べてみましょう。
↓サバとカレイでしょうか。生簀を出しているお店がいくつかあります。済州島は魚介が有名で、特に推しているのはアワビや太刀魚でしたね。
↓あとミカンも有名らしくてお店がたくさん出ていました。
↓こちらは、キムチを豚肉で巻いたもの。既に火は通してある食べ物ですが、注文すると再度ガスバーナーで豪快に炙ってくれます。正直、これは見てて危険を感じました。
豪快に炙った後は軍手に残った火を見せながら手を振って見せるというパフォーマンスです。1つ9,000ウォン(=約1,000円)でした。
食べてみましたが、かなり濃い目の甘辛い味付けで美味しかったです。中のキムチがしっかり辛い。日本のキムチとは違いますね。
↓こちらは海鮮の串焼きです。サザエ、エビ、あとはエノキを豚肉で巻いたものなどがありました。全部頼んで食べてみました。これも1本9,000ウォン(=約1,000円)です。
↓やはりこのパフォーマンス、、
味はかなり濃い目のソースをたっぷりかけるので、酒のつまみとしては美味しいです。実際、コンビニでビール買ってきて食べました。
が、5歳の子供に食べさせるには味が濃すぎる。。子供が食べられないので店員さんに「ソースをかけないでくれ!」と伝えて買いなおしました。
しかし、観光地とは言え、結構な値段に少し驚きました。たぶん、同じような串焼きを浅草か築地かどっかの海水浴場の屋台で食べても1本1,000円はしないのでは?
やはり日本は異常に安いというか、貧しくなってしまったんだなと悲しくなりました。
カンさんも言ってましたが、ソウルから済州島への観光客はだいぶ減ってしまったと。みんな、日本が安いから日本に行ってしまうんだと。まあ、そうでしょうね。
少し時間が余ったので、オルレ市場からターミナルに帰る途中で大型のスーパーに寄ってもらいました。
日本でもスーパーに食材を買いに行くのが大好きな私ですが、外国のスーパーを観察するのも大好きなんです。スーパーを見れば文化が分かるという感覚です。
楽しみしていた海鮮コーナーを見てみると、驚くほど日本とそっくりです。よく知らない魚とかいるかなあと思ったけど、魚種もサイズも日本とほぼ同じですね。
さて、そんなこんなで済州島の観光も終わりました。ターミナルに帰ってきて2万円をカンさんにお支払いをしてお別れです。
カンさん、見た目とは違ってすでに70歳とのこと。若いです。かつて日本の大阪に住んでいて、けっこうヤバい仕事とかもしていたそう。体を壊してからは酒もタバコもやめたとのこと。とても柔らかで優しい方でした。
息子(5)にも飽きないように常に話しかけてくれてましたし、気を使ってくださっていました。ありがとうございました。
近いうちに奥様と北海道に旅行に行きたいんだと言ってました。それで日本円を貯めているんだとも。ぜひ、日本にいらしてくださいまし。
それではまた。