保有マンションで退去→オーナー持ち出しの修繕費発生

こんにちは。YUMAです。

先日、税理士試験(簿・財)を受験してきましたがそれはまた別の記事で。

私は資産形成の一つとして区分ワンルームを4つ保有しています。

これまで退去は何度か経験していますが、いずれも1か月前後で次の入居者が決まってきたので、空室リスクに関しては思ったほど心配しなくて良いのかなという気がしてました。

ところが、先日、わりと痛手となる退去がありました。

そのワンルームの入居者は更新を続けて7年以上も住んでくださっている入居者でした。企業の借り上げ社宅扱いということで、大手サラリーマンの入居者です。退去とのことなので、結婚か、もしくは地方か海外に転勤になったのかもしれません。

さて、通常、数年間住んでの退去であれば、先に預かっている敷金の範囲内で部屋のクリーニングを行い、次の入居者を募集することになります。

しかしながら、今回は入居期間が長かったことから、通常のクリーニングだけでは追い付かず、ワンランク上の修繕が必要とのこと。

たしかに、独身男性が7年超過ごした部屋ということで劣化の度合いを想定するとそういうものなのかもしれません。その場合の修繕費用はオーナー、つまり私の支払いとなります。

退去連絡とともに「修繕見積もりができたら連絡します」との賃貸管理会社からの言葉。

そして退去日が過ぎて数日後にやはり修繕が必要とのことで見積もりが来ました。

なんと、私の手出しが約17万円!

内訳を見たところ、最も高くついているが「クロス全貼替」で85,000円です。1㎡あたり1,000円で85㎡とのこと。

85㎡とは専有面積よりもだいぶ大きいので聞いたところ、壁だの天井だのを貼り換えるとそうなるのだそう。

あとは「キッチン水栓交換(漏水のため)」が28,000円。漏水してたの?と思いましたが、おそらくしてもおかしくない状態なので替えましょうということなのだと思います。

他には、「エアコン分解洗浄」だの「シャワーホース・ヘッド交換」など細々したものが積み重なり、合計で17万円ちょいとなっています。

最初見たときはちょっとびっくりしたのですが、冷静にネットなどで調べてみると特別に高いわけでもなく、むしろこれくらいかかるのは仕方ないようで、かなりの痛手となるのですがOKと賃貸管理会社には回答いたしました。

幸いなことに、その後、入居者探しの方は順調に進み、すぐに次の入居者が見つかりました。

空室期間は3週間ほどでした。ちなみに家賃は変更なしで募集しました。

一人の入居者に長く住んでもらえるのは非常にありがたいと思っていましたが、修繕費が嵩むというデメリットもあるのだなと初めて知り、勉強になりました。

逆に言うと、それを相殺するように2年ごとに更新料を頂いているわけなので、合理的な仕組みにはなっているのかもしれませんね。

それではまた。