2回目のソロキャンプは秩父・橋立川キャンプ場へ

こんにちは。YUMAです。

今年の初夏にデビューしたソロキャンプ。

その後、チャンスはあれど、いざ当日になると雨で行けず。さらに、混雑が予想される夏休みシーズン(7~8月)は避けるという自分ルールで、なかなか行けずにいました。

そんなところでしたが、9月に入り、天気は微妙だったものの2回目のソロキャンプに行ってきました。

秩父の橋立川キャンプ場

人生2回目のソロキャンプは橋立川(はしだてかわ)キャンプ場です。

秩父の奥で自然が豊かなキャンプ場です。ソロキャンパーの聖地とか書かれているサイトもあり、他のキャンプ場ともいろいろ比較したのですが、山と川の自然のバランスがとても良さそうだったので決めました。

今回の装備はこちら↓めっちゃ多いし重たいです。今回は前回キャンプで余らせた薪も紙袋に入っています。これが重い。

前回からの課題なのですが、もう少し軽装備にできるというか、荷物を減らせるような気がするんですけどね。最低限の荷物だけのつもりでも結構な量になってしまいます。パッキングの仕方でしょうかね。

家から秩父の橋立川キャンプ場(最寄り駅は浦山口駅というところ)までは、電車で片道3時間くらいです。

↓乗換駅の熊谷駅構内にガチャポンがありました。このバンダイの昆虫シリーズはかなり良くできててスズメバチが家にあります。どこかで買いたいなと思っていたクワガタを偶然見つけたので1個買います(500円)。

↑マンディブラリスフタマタクワガタというのが当たりました。かなりデカいし精巧です。帰宅して見せたときは子供も大喜びでした。

そんなこんなで熊谷駅からは秩父線に乗り換えます。ここから24駅(遠い,,)行けば浦山口駅です。

しかし、秩父線はいまだに現金で切符を買う仕組みなんですね。浦山口駅まで900円。1時間に1本くらいしかないので、しっかりと時刻表を調べておく必要があります。

改札を通るとなんか美少女キャラがいました。

↓ホームで待ってるとやってきた電車がこれ。なんだこのアニメは。

↓車内もこんな感じです。

どうやら「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」というアニメが、秩父を舞台にしたものらしくコラボしているようです。

秩父鉄道で長瀞駅を過ぎ、秩父駅を過ぎて、ようやく浦山口駅に到着です。

↑駅には地図がありますが橋立川キャンプ場は描かれていませんね。「橋立川鍾乳洞」なるものがあります。今日はここにも観光に行く予定です。

歩くこと5分。13時頃に橋立川キャンプ場に到着しました。

↑げげっ、、なんかちゃらい学生風の団体がすでにいる。。。まじか。。

受け付けはおばあちゃんが一人でやっています。ソロキャンプのテント泊で2,000円+入場料300円で、合計2,300円です。もし、タープを張る場合は+1,000円だそうです。

おばあちゃん曰く、「あの団体さんはバンガローだから」とのこと。おお!助かった。よし、河原で良い場所探そう。

↓こちらは学生団体客が泊まるバンガロー

↓かまど。たぶん今はほぼ使われていませんね。

↓水道。受付のそばに1か所のみです。

↓トイレ。外観だけ見ると古そうですが、、

↑中は奇麗でかなりしっかり手入れされています。これは一安心ですね。

ちなみにゴミ捨て場はないのでゴミは各自で持ち帰りです。

河原に降りてみると、、うおっ、既にけっこう人がいる。。。

↑川を見て右側(川下)の方向の写真。ここの一番奥、最も川下側の場所がおそらく人気です。というのは、その位置であれば川の上を秩父鉄道が通るのを見ることができるからです。

↓奥の上の方に赤い橋が見えますね。あそこを1時間に1-2本、秩父鉄道が通ります。音もうるさくない程度に聞こえます。

この場所はすでに取られてしまっているので、逆サイド、つまり川を見て左側(川上)の方を探しに行きます。

↓幸いなことにこちらはまだ空いています。一番奥の木陰のところに1人だけ先客がいらっしゃいました。

この先客から少し距離を置いて手前側に陣を取ることにしましょう。秩父鉄道を見る位置は取れませんでしたが、こちらはこちらで木陰になっているので人気の場所だそう。

何はともあれ、とりあえず椅子だけ出して一杯!

本当に素晴らしい自然だ!

ビールを飲みながら設営です!

テント張って、マットと寝袋だけだしたら休憩。いったん他のものは放置。

この時点で13:30くらい。時間も中途半端なので、今日はランチは抜きにして夜までお腹をすかせます。

↓あらためて川の近くに来てみる。

学生団体は水着で飛び込んだりして泳いでました。釣りをしている人もいました。

私はというと、夕飯の乾杯ビールは川の水で冷やしておくことにします。

さて、設営と河原の自然を楽しんだところで、ここから徒歩で行ける橋立川鍾乳洞に行ってみることにします。この時点で14時くらいです。

周辺観光 : 橋立鍾乳洞に行ってみたよ

事前に調べておいた橋立川鍾乳洞までは徒歩で10分ほどです。

↓途中にこんな神社の鳥居がありました。

↓5分くらい歩くと急に山道っぽくなります。

↓天気がいい日の山道は歩いているだけで気持ちいいですね。

山道を抜けると橋立川鍾乳洞が見えてきました。

大人は入場料200円です。

残念ながら鍾乳洞の中は写真撮影禁止でしたが、中はかなり急な登りです。しかも、かなり深くかがまないと通れない道があったりと、高齢の方はまず観光不可能な感じでした。全体としては人一人が通れる道を一方通行で歩いて登って10分ほどです。

↓出口はこんな感じです。

↓鍾乳洞のほかにもちょっとしたカフェや蕎麦屋なんかもあって軽くにぎわっています。

ということで、あっという間に鍾乳洞の観光は終わってしまいました。この時点で15時くらいです。

本当はこの近くに浦山口ダムというのもあって、そこのダム見学も徒歩で行ける観光スポットなのですが、コロナ禍で見学禁止になっています。

キャンプ場に戻って、夕飯に備えて薪割りをします。

醍醐味のキャンプ飯

キャンプ場に戻りました。見てください。お客さんが増えてません。奥の緑のテントが私です。これだけ空いていると良いですね。

持ってきた重い重い薪を割り終わりました。橋立川キャンプ場は直火OKなので、今日はかまど作って直火、そこに網を乗っけてキャンプ飯とします。

夕方16:30くらいでしょうか。ランチを抜いている私はお腹が空いてきてしまって、少し早めの夕飯の準備です。

まずは、ファイアスターターで麻紐に着火して焚火を開始します。

何度か失敗しましたが、ようやく大きな火にできました。

その間に、スーパーで予め買って持ってきた鯵をモーラナイフで開きます。

橋立川キャンプ場の近くに徒歩圏内でスーパーはないので、持ってくるか途中の乗換駅で買う必要があります。

網を乗っけて鯵をファイヤーします。良いですね~

↑火力の調整が難しくかなり強火でのBBQっぽい鯵になりました。味はもちろん美味しいです。

続いてはこちら↓1日前の仕込みのときの写真です。

大好物の鳥の胸肉です。高たんぱく低脂質の代表格。こちらをぶつ切りにして竹串に刺して焼き鳥にします。上の写真は大きな胸肉1枚分なので、350~400gくらいあります。1本にぎゅうぎゅう詰めに刺してあるのでめっちゃ重たいです。1本のボリュームが普通の焼き鳥屋さんの3倍くらいあります。

↑続いて砂肝。こちらも1口サイズに切って焼き鳥にします。

パックに入れて保冷バッグで持っていきます。

↑と、ここまでが前日の写真。

これをいざ焼いていきます。

美味い。塩で味付けして食べてます。途中からわさびも追加です。

飽きると思って、しょうゆ、ウナギ蒲焼のたれも持ってきたのですが、結局塩とわさびだけで食べてしまいました。たぶん胸肉と砂肝合わせて500g以上はあります。

パンも持ってきていたのですがお腹いっぱいで食べれませんでした。ちなみに、この時点でビール1本とワイン1000mlをいただきました。

この状態で周りを見ると、、、誰もまだ夕飯の準備してねえ。。

お腹もいっぱいになって結構酔っぱらってます。ひたすら焚き火の面倒を見続けます。

少し薄暗くなってきたところでウイスキーに移ります。ツマミはなしです。

↓コンビニで買ったジムビーム小瓶(200mlペットボトル)

このサイズのペットボトル、軽くて良いですね。次からのキャンプはこれに好きなウイスキーを入れて持ってくることにします。

で、ここから記憶がないのですがどうやらこのウイスキーを全て飲んでしまってテントで寝ていたようです。

↑最後に撮った写真。

その後は、夜中の2時くらいにトイレに行くために起きました。

浅い眠りでしたがなんとか7時までは横になってました。朝方は雨が降り続けていましたがちょうど起きる頃には小雨、その後はやみました。

↓朝の景色も良いですね!

しかし、めちゃくちゃ二日酔いで気持ち悪いです。。後悔ですこれは。

とりあえず顔を洗って歯を磨いてからバーナーでお湯を沸かしてカップラーメンを食べてコーヒーを飲んだら少し落ち着きました。

9時前には撤収の準備を開始します。ゴミは持ち帰りなのがやや面倒。でも、薪は全部燃やしたのでスッキリです。

帰りに受付でおばあちゃんに挨拶して浦山口駅まで歩きます。

↓こんな近道を発見。

駅まで5分くらいなので近道と言ってもほとんど変わらないのですが。

↑浦山口駅ホームからの景色。

さらば、橋立川キャンプ場!とても良いキャンプ場でした。

帰りは西武秩父駅で乗り換え。きれいな駅で温泉も併設されています。入りませんでしたが。

↑お土産に買って帰りました。めっちゃ美味しかったです。酒の味は全然しないですw

費用

交通費:往復4500円ほど

キャンプ場:2,300円(ソロ2,000+入場料300円、タープを使うと+1,000円)

食材:1500円ほど

橋立川鍾乳洞の入場料:200円

お土産:1000円ほど

橋立川キャンプ場の感想

総括すると、橋立川キャンプ場はめちゃくちゃ良いキャンプ場です。

良かったところをまとめると、

  • 自然が豊か
  • 直火OK
  • ソロキャンパーがメイン(なので静か)
  • 駅から徒歩で5分
  • 徒歩10分で鍾乳洞まで行ける(橋立川鍾乳洞)
  • (コロナが落ち着いたら)浦山口ダムにも徒歩で観光に行ける
  • トイレが清潔に保たれている

で、欠点をあげるとすれば、ゴミを持ち帰る必要がある、ということぐらいでしょうか。そういうキャンプ場の方が多いと思いますが。

あと、地面は石なのでペグは刺さらないと思ったほうがいいです。大きめの石にひもで縛って固定させました。寝るときもごつごつして、背中が痛いのでマットがあっても結構気になります。

反省

飲み過ぎて二日酔いになってしまったことですね。まあこれは次回から気を付けるとして、やはり荷物が重すぎる。電車ではほとんど座れるから良いものの、もう少し減らしたい。

上級者を見ていると、荷物を減らすというより、リュックにうまく縛ったり、なんらかで固定したりして、手荷物を減らしているような気がしますね。

食材や酒が現地で調達できるようであれば、そこそこ軽量化にもつながると思いますが、公共交通機関+徒歩だとなかなかそれも難しいですからね。

それではまた。