【ソロキャンプ】ついにデビュー!初挑戦でも色々できた

こんにちは。YUMAです。

ついに初めてのソロキャンプに行ってきました!

車なしで行ける初心者向けのキャンプ場を探して検討した結果、ソロキャンプデビューは川井キャンプ場にしました。

デビュー戦にしては結構いい感じになり楽しめました。振り返ります。

時期と場所の選定

ソロキャンプというよりキャンプ自体が完全に初めてです。なんなら釣りや登山などアウトドア的なことはほぼしたことがありません。

そんな私がソロキャンプに挑戦するにあたり最も恐れたこと。それは寒かったらどうしよう、です。夜、意外に寒くて寝れなかったら生命の危険にかかわります。

そこでできれば夏デビューが良かったのですが、夏休みシーズンになるとものすごく混みそうです。できるだけひっそりとキャンプしてみたい私は、少しずつ暖かくなってくる季節、人が少ないであろう平日、天気が良いとされる日、この3条件をすべて満たす日をソロキャンプデビューの日にしようと決めました。

場所は、ソロキャンパーがオススメしていて、かつ電車で行けるキャンプ場、氷川、川井、滝沢園、あたりを検討した結果、川井キャンプ場に決めました。

交通アクセスの利便性、自然の恵み、初心者へのハードルの低さなど、総合的に勘案した結果です!

到着するもやや気後れ

金曜日に休暇を使ってデビューです。

荷物は極力軽量化を図りましたが、けっこうな重さになります。最初なので必要かどうかわからなくても一応持っていくものもあるし、川井駅にはコンビニもスーパーもないので食べ物や飲み物まですべて持っていきます。忘れ物がないかが心配でした。

中央線、青梅線に揺られて川井駅に到着です。電車からの景色もよかったー

ちょうど12時着の電車でした。川井駅で降りたのは私を含めて4人。なんと全員ソロキャンパーです。ただ、歩き方に迷いがなく熟練者に見えます。

↓この橋を渡って降りてすぐに川井キャンプ場があるはずです。付いていけば確実ですね。

いやーしかし、晴れて良かった(写真じゃわかりにくいけど快晴です)。

↓橋を渡りながらキャンプ場と思しき河原を見下ろします。素晴らしい景色ですね!

↓橋を渡って降りました。

↓受付を済ませます。1500円です。PayPayが使えるようでした。

↓早くも楽しんでいる人が数組、いや10組くらいいたかな。

初めてなのでどのあたりに陣を取ればよいかもわかりません。

なんとなくあまり人がいないエリアはテントはっちゃいけないのかなとか考えつつ、邪魔にならないくらいには他人のテントの近くに場所をとります。

↓まずは水道で水をたっぷり確保します。セリアで買った100円水パック。

テーブルを出して、まずは乾杯です。ガスバーナーでお湯を沸かしてカップラーメンを食べます。

初めてのためガスバーナーの使い方が良く分からず、最初は火玉を作り大やけどをしました。昼間だから炎が見えないんですよね。周りの人の目が気になりました。あっち!とか一人で焦って火傷してたし。。。

カップラーメンを食べた後にテントを設営しますが、なにせ初めてなもんでやたら時間がかかります。周りの人はソロキャンプになれたオジさまたちですし、なんだか自分が恥ずかしく感じてきます。

やっていることが正しいのか分からないし、笑われてるんじゃないかと思うとみじめになります。そんなこと気にしてたらキャンプに来た意味がないんですけどね!

なんとかテント設営が完了すると、ひとまず周りのソロキャンパーと同じように椅子にドカッと座って川と山を眺める姿勢をとれました。ここまできたらあまり気後れせずに少しずつ自然を楽しむ気分になれてきました。

やってみたかったことを順にやる

なんとかカップラーメンを食べてテント設営を終えて、夕方までに最低限やらなきゃいけないことを一通り終えました。エアマットに空気を入れて寝袋も準備してあります。

↑一応、カップラーメンの後にコーヒーも飲みました。キャンプしてるって感じを出すために。。。

↓夕方に火を起こして焚火飯を作るために、新品のまま持っていったミニストーブの設営方法を読みます(家で読んどけ)

川井キャンプ場は直火OKなので河原の石で釜戸を作っても良いのですが、初めてなので焚き火台(という名のミニストーブ)を使ってみたいところです。

キャンプ場を散策します。

↑このエリアの先はデイキャンプの人達が入れるところです。彼らは夕方には帰る人たちです。

↓時折、中央線が音を立てて駅に来るのが見れます。なんとも素晴らしい景色です。

↓川のせせらぎ、音に癒されます。ビールを川で冷やしている人もいました。釣りをしている人もいました。何が釣れるのだろうか。

↓カモがいました。これはカルガモですね。肉付きが良くてマガモなどに比べて食べたら一番おいしいやつです。

↓キャンプエリアの先です。ここは入れませんが良い景色です。

と、ひと通りキャンプ場を散策して自然を満喫したところで、やってみたかったことを順番に試していきます。

まずは薪割り。バトニングと言われるやつです。このためにモーラナイフを買いました。薪は受付で600円で買えました。

ヒロシのぼっちキャンプで見たのを真似してやってみると意外とうまくいきます!簡単だな。

フェザースティックとかいう、ヒロシが言ってたやつも真似でやってみます。形がおかしいかもしれませんが、削ること自体は普通にできます。あとは美的センスの問題な気がします。

折りたたみのノコギリも持ってきて正解でした。これはダイソーで300円で買ったノコギリですが十分です。長さを短くしないと私のミニストーブには入りませんからね。

↓薪割りと初めてのナイフが楽しくて、割り箸を作ってしまいました。舌が痛くならないように丸みを持たせるように削ります。ヤスリがあればいいんだろうな。

↓さて焚火の準備は良さそうですね。不安なので着火剤を持ってきました。真ん中には着火剤を入れてありますが、これだけ薪を細くすればライターですぐに火はつきましたので次回から着火剤は不要ですね。

さて、ここでやってみたこと第2弾のファイアスターターです。ヒロシのぼっちキャンプを見てあこがれていたやつです。

↓セリアで100円で買ったファイアスターターです。

試しにガリガリこすってみるとなんと一瞬で火花が出て火が付きます!

↓同じくセリアで買ったチャークロス(炭化して燃えやすい布)に火がともります。

チャークロスの下には紙を置いておいたのですが、なかなか火が移りません。チャークロスは少しずつ燃えているのにしっかりとした炎にならない感じです。

うーむ、仕方ない。

。。。チャッカマンで薪に火をつけました。

最重要ポイントの焚き火めし

まだ明るいのですが焚火をはじめてみます。

そして火が付いたらテンション上がって飲んじゃいますね!

まだ5時過ぎ。周りでは焚火はしててもまだ夕飯にしてる人はいません。

が、

いっちゃいましょう!

肉をファイヤーしちゃいます。↑このちっさい鉄板みたいなやつもセリアで100円です。

↓ナイフで切ってみます。かなりの強火状態なので中はレアです。火力の加減が難しいです。あまりにもミニストーブが小さいためなのか、薪を細くし過ぎたのか、一気に燃えますが持久力がないです。強く短い炎ばかりです。

↑まあ、でも美味しそうですね。

↓ワサビと醤油でいただきます!

はい、美味い。分かってます。

ワインもいくよ!これが荷物で重かったんじゃろ!

ワイン飲むには明るすぎねえ。最高。

↓空いてるスペースでしいたけも焼いてみます。

パンを出します。美味しそうなバゲットが売ってたのでこれを買ってきました↓

このパンを切って、さらに肉厚のピーマンも焼いてみます。

↓ピーマンうんまい!

ステーキ、シイタケ、ピーマンをいただいたところで次です。鶏むね肉を1口サイズに切って、みりん・酒・味噌で漬け込んどいたやつです!

うちでもしょっちゅう食べてるんですが、これがどんな肉よりも安定して美味いです。

↓この時間になってようやく周りの人も夕飯にしたようですかね。

↓私は鶏肉の味噌漬けをファイヤー!

はい、美味い。これが一番うまい。

鶏肉300g超ありますが、ワイン飲みながらちびちび食べますー

だんだん暗くなってきました。ランタンのデビューもいい感じです。

さて、全てを食べつくしました。正直まだ飲みたいです。

持ってきた酒は発泡酒3本とワイン1本。普段は家ならここからウイスキーに行くのですが、いかんせん初めてのキャンプ。トイレがどこでどんなのか、飲み過ぎたら周りの人への迷惑はかからないだろうか、などなどいろんな心配が尽きなかったため敢えてウイスキーは持ってこなかったのです。

結果的に、最初は緊張していたものの、特に心配していたことは起こらず、やってみたかったことも順調にこなせて、ウイスキーを飲んでも問題ない状況ではありました。

しかし、ここは自分の慎重な性格に敬意を払いつつコーヒーで締めましょう。

就寝と寝覚め

さて、まだ8時過ぎですがやることもないので寝ましょう。

↑寝る直前にとった写真。持ってきた寝袋は2kgで暑いので中に入らず上からかけるだけです。

夜中の1時半まではぐっすり寝ましたが、そこでトイレに1回起きました。それ以降はずっと浅い眠りになってしまいました。エアマットを敷いているとはいえ、河原の石が背中で結構ゴツゴツして気になります。寝るスペースの選び方が良くなかったかも。

浅い眠りでしたがとりあえずは横になっていました。そろそろいいかなと思って外に出たのが朝5:30頃。

ビックリしたのがテントの内側にも外側にも朝露??が付いていること。

外に置いておいたキャンプ道具も薪も椅子も全部しっとり濡れています。こりゃちゃんとテントにしまっとかなきゃいけなかったな。

↑朝のキャンプ場の風景。起きている人は私とほかに一人のみ。

顔を洗って歯を磨いて、ぼんやりと朝の川の流れを見続けること1時間くらいでしょうか。周りの人の迷惑にならないように静かに焚火を始めてコーヒーでも飲みます。

濡れたテントやらをどうしようか。そういえばヒロシも朝に寝袋とか干してたなぁ。

↓朝陽が出てきました。美しいですね。

テントを干すにはここから2-3時間は日に当てたいところですが、あまり長居するのは野暮というもの。タオルで湿気を拭き取ります。8時頃から片づけを始めて9時台の電車に乗って帰りました。

↓帰りの橋から見た景色。

前日に勝る快晴で半袖でも汗が止まりません。

そして、来たときに比べて心の余裕があります。変な緊張や心配もなく、達成感があります。名残惜しさも相まって、来た時に比べて帰りの風景の方が一段と美しく見えました。

振り返りと今後の課題

うまくいったこと

天候

晴れる日をきっちり選んで行けたことが何よりも成功ポイントでした。夜も全く寒さに怯えることなく寝れました。

忘れ物なし

何か忘れ物をしてしまうのではないかと思いましたが1つも忘れ物をしてなかったことは良かったです。事前に何度も頭の中でシミュレーションしておいたのが良かったです。

重宝アイテム

実は今回役立ったアイテムは前日にセリアで「念のために」買ったものばかりです。あったら使うかなーくらいの気持ちで持って行ったアイテムがかなり役立ちました。

見つかった課題

荷物量

あらゆるアイテムで軽量化を図ってきたつもりですが、それでもまだまだ荷物が多くリュック+大き目バッグという感じです。周りのキャンパーを観察したところ、荷物自体は私と同じかより多いのに、うまいことリュックに収納されている印象でした。リュックの中身の収納方法と、さらにリュックの外側にも色々くっつけていて、これにより重量は変わらずとも両手が空くという感じですね。このあたりは収納のスキルを色々と調べて活かしていきたいと思います。

雨天時

快晴だったから良かったものの、「もし今雨が降ったらどうするんだろう?」と考える瞬間がありました。特に焚火やご飯を食べているときですね。やはり急な天候変化にも対応できるようタープが必要だと感じました。これはすぐに買うことにします。

朝の湿気

ナイフや鍋など、朝も使うからと言って外に出したまま一晩経つと濡れてしまいました。これは次回からきっちり片付けるとして、問題はテントの内側も外側も濡れてしまうことですね。テント内は湿度が高く、内外で温度差もあることが原因と思われます。ここらへんも何か対策がないか調べてみます。

夕食は早い時間からちびちびやるので酒は多めに持って行った方が良さそうです。とはいえ、ワインは重いですからやはりウイスキーをなんらか軽い入れ物に移し替えて持っていくのが良さそうです。

最後に

ということで総合的にはソロキャンプデビューをとても楽しくこなすことができました。

早くも次回の計画を立て始めています。電車でアクセスできるところで初心者でもハードルが低いキャンプ場。探すと新しく見つかってくるもんですね。

次回はタープも揃えたうえで荷物量を減らして行きたいと思います。また、焚火飯は今回は肉メインだったので次回は魚にしてみるというのも面白いかもしれません。

夏休みシーズンに入る前にあと何回行けるでしょうか!?(税理士試験の勉強もせな)次回は緊張もせず、心の余裕をもって行けるはずです。

それではまた。