【FOY2018参加】ランキングが大きく変化しない状況こそ望ましいんだろうな

こんにちは。YUMAです。

ファンドオブザイヤー(FOY2018)の表彰式イベントに参加してきました。

↑詳しくはこちらをご覧ください。

初めて参加しましたがとっても面白いイベントでした。来年も是非参加したい😀

私が投票したファンド

私もブロガーとして投票しています。運営側に投信ブロガーとして認識されたかは不明ですが、きっと私の票もカウントしてくれたはずだと信じてます。

私が投票したのは以下のファンドです。

  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 3票
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 2票

結果発表

実際に発表されたランキングTOP10は以下の通りでした。

  1. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  2. <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  3. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  4. 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  5. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  6. セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  7. Vanguard Total World Stock ETF(VT)
  8. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  9. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  10. eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本

ちなみに、ひふみ投信は11位、野村つみたて外国株投信は12位でした。どちらも昨年はTOP10に入ってました。

表彰と運用会社コメントがアツかった

トップ5に入ったファンドは運用会社の方が壇上に上がって表彰を受けます。今回、トップ5のうち、eMAXIS Slimシリーズが3つ入ってますので三菱UFJ国際投信の方々が3名表彰されコメントを述べておられました。

特に若手社員(←パワハラ!?)が受賞と今後についてアツい想いを堂々とスピーチされていて本当に立派だなと思いました。

ニッセイAMは惜しくも昨年に引き続き2位となりましたが、役員の方のスピーチが本当に素晴らしく「圧巻」という感じでした。「設定から今までずっと投資家に利益を還元していく姿勢は何一つ変わってない」「信託報酬以外にも低コストに寄与できることはないかを再度議論した」「ファンド横断的に監査費用を下げる交渉をまとめた」

すごいですよね。監査費用まで手をつけて、しかもこの場で発表するなんて。辛くも2位でしたが本当に素晴らしい姿勢だと思います。

表彰のときにはトロフィー🏆と一緒にブロガーからのアツいコメントが書かれた色紙を渡されます。きっとこれを読む運用会社の方は涙が止まらないのではと想像します💧

感想

イベントとしてとっても楽しめました。来年も是非また参加したい。

と同時に、しみじみ思ったのは、昨年1位の楽天VTが9位に終わり、昨年6位のひふみ投信と昨年4位の野村つみたて外国株投信がトップ10から落ちたという事実。

新ファンドが出たり既存ファンドの信託報酬値下げがあるとランキングが変わるというのは勿論理解できます。が、きっとこのランキングが毎年変わらなくなるような状況こそが本来の理想なんだろうなと思いました。

投資の初心者がこのランキングを参考にするときに毎年ガラガラ変わってたらイヤですよね(笑)

利益の分だけ投資家に還元するという約束がされていれば、その時々で値下げ競争が激化しても投資家は安心してニッセイAMやeMAXIS Slimのようなファンドを保有していられるはず。コロコロ選好が変わる必要はない。

ひふみ投信については、ちゃんと運用哲学に共感しているのであればパフォーマンスが悪くても投票し続けられるはず。

楽天VTは蓋を開けてみたら実質コストが高いだのと批判するのであれば、最初から過度な期待だけで投票せずに1~2年のトラックレコードを見てから投票すれば良かったのでしょう。

勿論、ブロガーも人間ですからその時の話題性やトレンドに左右されて投票するのは仕方ないのですが。

仮に毎年ランキングがほぼ変わらない、誰でもトップ10にランクインするファンドが予想できるような状況があったとする。こうなれば、あらゆる投資家の選好を満たすだけの十分なファンドがあり、一部の良心的な運用会社のファンド以外は淘汰され、初心者も安心してランキングを参考にできるということですから、実はこれが一番望ましい世界なんだろうなと思いました。

今回は懇親会には参加せずに帰りましたがスゴく楽しめました。運営は有志でやられてるとのことなので感謝しかありませんね。

それではまた。