ベトナム旅行レポート(前編・ダナン)

こんにちは。YUMAです。

育児休業中であることをいいことに家族でベトナムに約1週間の旅行をしてきました。

ベトナムには4年ほど前に行ったことがあります。その時はハノイ(北部)とホーチミン(南部)に行きました。

今回はベトナム中部にある第3の都市ダナンです。

ランタンで有名な世界遺産ホイアンにはダナンから車で40分ほど。

ダナン3泊、ホイアン2泊のプランで行ってきましたので簡単にレポートです。実際には最後にダナンで想定外の1泊が。。

成田からダナンには直行便で

今回はツアーではなく全て自分での手配にしました。普通はツアーの方が安いですがツアー会社は赤ちゃんの手数料を高めに乗せてくるので、赤ちゃん連れには自前手配の方が安くすみます。

時期にもよりますが今だと月曜と金曜を除いて毎日、ANAとベトナム航空から直行便が出ています。フライト時間は約5時間30分ほど。

今回はベトナム航空を使いました。1人片道30,000円前後です。

飛行機は少し小さめ。3席・通路・3席のタイプです。残念ながら赤ちゃん用のベッド(バシネット)はつけられないタイプの機体のようです。

ただ、席はかなり空いていたので、チェックインの時に私たち夫婦の隣の席をブロックしてくれて3席を使わせていただきました。おかげで子どもを寝かせることができました。

機内食のベビーミールはチケットを買った代理店を通して事前にリクエストしておけば無料で貰えます。我が家もちょうど旅行先で使っているキューピーの瓶3種セットです。外国製の変なベビーミールは出てこないので安心してください。

↓ダナン国際空港に到着です。新しくて綺麗です。

事前に連絡していたので到着口にホテルのスタッフが待っててくれました。

ワンオペラ ダナンはスタッフが温かくて最高のホテル

今回はワンオペラ(One Opera)というホテルに3泊しました。1泊1部屋7,000円くらいでかなりお値打ちです。

ダナン国際空港からはタクシーで5分ほど。ホテルの送迎は24時間無料なので宿泊予約をした後にメッセージを送っておけば空港でネームプレートを掲げて待っててくれます。タクシーでも日本円で200~300円位でしょうけどね。

ダナンはビーチ沿いに高級ホテルが集中していますが、市街地にあるホテルではこのワンオペラが比較的グレードが高めです。都市中心部にあるので色んなところにアクセスも良いですし、大きいホテルなので遠くからでも目立ちます。タクシーの運転手もまず知ってるので安心です。

↓部屋は広め。シャワールームとバスタブも独立してました。事前に連絡したところ奥に見えるベビーベッドを用意してくれてました。もちろん無料です。

↓16階の部屋からの写真。地図を見れば分かりますがビーチ沿いではないです。

このホテル、スタッフがとっても温かく良い人たちです。

妻がスパに行ってる間に子供(生後6ヶ月)が大泣きしてしまい、私が泣き止ませるのに孤軍奮闘していたところ、マネージャー含むスタッフ3人が部屋まで心配できてくれました。「大丈夫?何かあればお手伝いするのですぐに教えてね」

その場はひとまず泣き止んだのですが、しばらくしたらギャン泣き再開。またスタッフが来てくれて今度は「上のフロアに大きな部屋があるのでそちらに移りませんか?」と言ってエグゼクティブルームに変えてくれました。無料です。

他にも朝食ビュッフェの時にはかわるがわるスタッフが子供をあやしにきてくれたりとっても親切でした。ベトナム人は子供好きと聞いてましたけど本当ですね。

と言うことで将来またダナンにいくことあれば必ずまたワンオペラにします。皆様にもオススメです。

バーナー高原でギネス認定のロープウェイに乗ってテーマパークに

ダナン中心部から車で40分ほどでバーナー高原に行けます。ここにはベトナムで広く展開するサンワールドが作ったテーマパーク、バーナーヒルズがあります。まだできて新しいです。と言うか今も建設中です。。

ダナンは観光スポットがそこまで多くない中、ここは大人も楽しめるのでオススメです。

ダナン市街地には同じくサンワールドが作ったダナンワンダーランドというのがあります。こちらはジェットコースターとかもあるガチの遊園地。観覧車は日本から輸入した中古品で有名です。こっちは今回は行かず。子供がもう少し大きければ行きたいかな。

で、バーナーヒルズですが、タクシー運転手とチャーターの交渉して、行き+2時間滞在+帰りのセットで70万ドン(約3,500円)。

バーナーヒルズの入場料が1人70万ドンです。これを払えば中の乗り物やロープウェイは全て乗れるので追加のお金はかかりません。

↓入口。駐車場もかなりデカイ。

↓高原なので自然はとっても美しいです。今からこれを登ります。

↓この立派なロープウェイで登ります。10人くらいは乗れる。実はロープウェイは4種類あり、色んなルートで頂上まで行けるのです。

↓ギネス認定の長さのロープウェイ。約15分乗ったまま。高さも尋常じゃないです。高所恐怖症の人は無理ですね。ただ、景色はまさに絶景!

↓登ったところにまずこれ。これが有名みたい。巨人の手が「いつやるの?今でしょ!」みたいな形で道を持っている構図。

↓頂上にはフランス村があります。ホテルもいくつか。まさにディズニーリゾートのような感じ。どれも新しくキレイで立派です。

↓ディズニーと違うのはやはりオチャメなところ。全体的にブサカワ系が多いですね。

↓見たことあるキャラクターも。。権利関係はお見逃しを。

↑至るところで工事してます。まだ完成ではないんですね。

現地の人に聞いたら、建設途中でも公開してしまって営業しながら工事してるんだとか。アジャイルか。。日本だとなかなか考えられないですね。

バーナーヒルズ、大人だけでもとっても楽しめます。入場券でビール1杯無料。ショーとかバンド演奏もありました。

結局、2時間滞在の予定を40分オーバーしてしまいました。日本のドライバーならキレてたでしょう(笑)

食事は現地の人に混ざって屋台で楽しむべし

ダナンでの食事です。

バインセオはベトナムのお好み焼きみたいなローカルフード。これの有名店がワンオペラホテルのすぐ近くにあります。

↓小道のさらに脇に怪しげな暗い小道があります。外国人なら普通は避けるでしょうか。。

↓ずっと進んでいくと突き当たりには喧騒が!なんだこの繁盛は!すごい熱気!

↓店員は手が足りてないのでとりあえず席を立つ客がいたらすかさず座っちゃいます!そうすると店員が生野菜をどん。

↓ベトナム語でなんか聞かれるのでとりあえずプリーズ!するとこんなのが。豚のつくねの串焼きだそうです。

↓そのあとにメインのバインセオ登場!エビがわんさか入ってる!ただ、油もギトギトだぜ!

↓周りのベトナム人の食べ方を真似。ライスペーパーに野菜やらを敷いて豚つくねをクルクル巻く。そんでギュッと握って串を引き抜くと春巻きみたいのが出来上がるのでそれをタレにつけて食べる。ウマイぞこれ!

↑バインセオ55万ドン、豚つくね50万ドン、ビール2本24万ドン、ココナッツミルク2つ60万ドン。たぶん。全部で189万ドン、約950円。安っ!

 

別の日です。

ホテルのすぐ近くにはフォーの屋台もたくさんあります。

↓豚の色んな部位が大量に。こんな感じで現地の客が5人以上いればだいたい当たりの屋台。

↓おばちゃんのベトナム語分からんのでとりあえず2つプリーズ!って言ったら微妙に中身が違うのが来た。

↓ものすごい肉の量。内蔵も含めて5種類くらい入ってた。

まさかのボリュームで食べきれず。。1つ50万ドン(約250円)と高めだった。言葉が分からないけどたぶん全部盛りになってた。隣のベトナム人は20万ドンでお釣り貰ってたし。

 

あとはレストランならクレジットカードも使えます。

↓ベトナム名物の揚げ春巻と鶏肉の麺。フォーではなかった。

ちょっとだけキレイ目の食事。英語メニューあり。ただ、値段は屋台の4~5倍。ここは美味しかったけど外人向けレストランはハズレも結構あったかな。

旅行に赤ちゃんを連れていくことの是非

今回の旅行は生後6ヶ月の赤ちゃん連れです。

親戚の一部から猛烈な反対もあり、私自身「親の趣味に子供を連れ回してるだけじゃないのか?」という葛藤を考えながらの旅行でした。「生後6ヶ月なんて記憶もないしまだ理解できないんだから」親戚からそう言われました。

私は思います。

親の道楽に付き合わせてるかといわれればその通り。でもそれはどんな場面でも同じこと。教育方針、宗教方針、何が大事かを教えること、叱ること、それは全て子供のためを想うものであり、見方を変えれば親のエゴや押し付けにもなります。

それはそれでいいんです。

子供のために全てを犠牲にするのが親の見本ではありません。

子供は日々学び理解します。今回の旅行は理解はできなくてもきっとベトナムの空気は何かしら子供に影響を与えたはずです。もしかしたら親を通してかもしれません。

子供は日々成長します。今回の旅行は記憶に残らずとも記録には残ります。生後6ヶ月でベトナムに行きベトナム人に抱っこされてるんですよ。映像もあります。その映像を子供が後で見たら、きっと外国語や外国人への不安やコンプレックスも感じない大人になることでしょう。それだけでもすごく大きな旅育(タビイク)じゃありませんか?

私自身が外国へのコンプレックスがあるのかもしれませんね。子供は今回の旅行によってきっと私より外国への抵抗がない大人へと成長してくれるはずです。

それは今回の旅行は親の教育として意味があったことと確信します。

だから、私は赤ちゃんをアジア旅行に連れていくな!という人には屈しません。むしろ皆さんにもどんどん旅行に連れて行ってほしいんです。こんなにも楽しく安全なんだ、そう思ってもらえるようにレポートを書いています。

次回は後半、世界遺産のホイアンです。お楽しみに。

それではまた。