北海道旅行レポート①(トマム)

こんにちは。YUMAです。

育児休業を利用して家族で北海道旅行に行ってきました。7泊8日と長めの旅行です。

滞在先は、トマム3泊、余市1泊、小樽1泊、札幌2泊です。

北海道胆振東部地震を受けて

まずは、被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

1ヶ月以上前から予定を立てていた北海道旅行でしたが、出発の約2週間前の地震発生を受けて慌てました。テレビのニュースを見る限り観光旅行どころではないかと思いました。これはキャンセルするしかないか?

宿泊ホテル

地震発生直後は現地のことを考えノーリアクション。1週間経ってから宿泊予定の複数のホテルに問い合わせたところ、いずれも地震の被害はほとんどなく通常通りの営業を再開しているとのこと。宿泊には全く問題なし。

聞きませんでしたが、事情が事情なので仮にキャンセルした場合も返金に応じてくれたかもしれませんね。

飛行機

東京→札幌の飛行機は問題なく運行しており、ANAについてはウェブに記載の通り、理由の如何にかかわらず手数料なしでキャンセルに応じてくれるとのこと。生後6ヶ月の息子の初めての飛行機なのでANA にしてました。大人2人だけならLCCにしてたでしょう。

北海道内の各空港ならびに大阪関西空港を発着する便は、実際の運航状況にかかわらず、搭乗予定便の変更(振替)および払い戻しを承ります。
◆北海道:対象期間:9月6日-19日
◆大阪関西:対象期間:9月5日-30日

電車

私はペーパードライバーなので旅行中の移動はほとんど電車です。JR北海道の運行状況を確認すると、石勝線(せきしょうせん)などの乗る予定の電車は通常通りに運行していて大丈夫そう。

その他

電話、ネット、SNS、調べられることは全て調べたけど問題なさそう。余震が来たらどうしようという考えもありましたが、そもそも滞在先はそこまで大きな被害が出ていないことや、その後大きな余震も起きていないことから総合的に考えて決行することにしました。周りからは心配されましたけどね。

星野リゾート・リゾナーレトマムに3泊

新千歳空港から電車でトマム駅に向かいます。新千歳空港→南千歳を一駅乗って、南千歳→トマムが特急スーパーおおぞらで1時間ちょっとです。

トマム駅に着くとシャトルバスが待ってます。電車の本数が少ないので全ての到着列車にあわせてシャトルバスが待機してます。

星野リゾート・トマムには、エリア内にザ・タワーとリゾナーレという2つのホテルがあります。今回泊まったのはリゾナーレです。

 

↓自然と一体化した作り。庭も含めて村みたいになってます。外国に来たかのよう。

↑広大な草原を散歩。サイクリング、乗馬、ピクニック、ナイトサファリなどのアクティビティが楽しめるとのことです。何もやりませんでしたが大体5,000円~。

↑ヤギがいました。

↑2つの建物はザ・タワーです。リゾナーレは奥にありますがちょうどかぶってますね。

↓散策道もあります。

↓リゾナーレにあるブックカフェ。コーヒーやジュースが無料。本を読んでゆっくりしたいときにオススメ。

19時からはスパークリングワインも無料で飲めます。

部屋

↓泊まったのは23階の部屋でした。さすが星野リゾートという感じでゴージャスです。

サウナも部屋についてました。

食事

ディナーは複数あるレストランから。

肉ビュッフェの「ニニヌプリ」というレストランに行きました。肉四天王として、牛ステーキ、豚丼、骨付きラム肉、鶏ザンギを推してました。他にも色々あります。

↓牛ステーキと骨付きラム肉。一応、目の前で焼いてくれる。

↓ビールは1200円でセルフ飲み放題。

写真だと美味しそうに見えますが味はほどほど。お酒は別で1人5,400円です。近所にあっても行かないクオリティではあります。

あとは32階のイタリアン「ムゼット」にも行きました。事前予約制で頂いたのは5,800円のコース。

↓コーンスープのあとにサラダ。

↑前菜の豚ローストとオレガノの卵焼きピザ風。

↓トマトパスタ。乗ってる蟹は本物でした。

↓メインの牛肉。サイズが違うだけで2ヶ所とも同じもの。ザブトンとか言ってたかな。

↓デザートとコーヒーで終わり。

まあ、ぶっちゃけ味もサービスも普通です。期待しちゃいかんですね。こちらも近所にあっても行かない感じです。デザート前に子供がぐずってしまったのが申し訳なかったです。

 

朝食はどのレストランにいっても1人2,500円のビュッフェです。内容はレストランごとに特徴があります。朝のさっぱり味噌バターコーンラーメンを食べました。

ぶっちゃけ食事にはかなりお金がかかります。ただし、朝はビュッフェで10:00までなので、そこでガッツリ食べるとランチは不要です。また、夜はブックカフェでスパークリングワインも飲めるのでおつまみとかパンとかを売店で買って行っても楽しめます。

雲海テラス

星野リゾートトマムの最大の目玉は早朝にゴンドラで山に登って見る「雲海」です。

リゾナーレ宿泊者は4:10のバスで優先的にゴンドラまで連れてってくれるそうです。普通はバスでザ・タワーとリゾナーレでお客さんをピックしてゴンドラに向かうので、そこで30分とか待つのが普通らしいのですが4:10発で行けば待ち時間は大幅短縮できます。

ただし、雲海を見るのは意外と難易度高いです。

風が強い、雨が降った、でゴンドラがそもそも運行しません。ゴンドラが動いても天気によって雲海が発生するかは確率の問題。ウェブで最近の雲海発生状況が見れます。

3回チャンスのあるうち、2回はゴンドラが動いてくれませんでした(笑)
最後のチェックアウトの日。なんとゴンドラが動くとのこと!当日3:40頃にならないとゴンドラが動くどうか確定情報が更新されません。。

4:05頃にバスに乗ろうと下に降りるとフロント前まですでに行列が!

バスは連続して待機してるのであまり長くは待たずに済みます。シャトルバスでゴンドラ乗り場まで約5分乗ります。

さらにゴンドラ乗り場で待つこと10分ほど。気温は2℃。私たち以外にも赤ちゃん連れ結構見かけますが防寒は大事です。

ゴンドラで雲海テラスまで行くとわずかに雲海が見えました!!朝陽も見えます。

奥の白いのが雲海です。残念ながら宣伝写真のようにたくさんの雲海は出ませんでした。

20分ほどの散策コースがあるので写真を撮りながら軽く散歩。戻ってゴンドラに乗って帰ります。

↑ちょうど朝陽が昇るところを見れる。

絵ハガキが200円で売ってるので記念に青いポストに出してみます。切手なしでOK。

 

まとめると、雲海がキレイというよりは早起きして朝陽が見れてよかったーという感じでしょうか。ちなみに雲海テラスのほうが気温が7℃と地上2℃よりも高め。

雲海テラスでは雲海のできるメカニズムなどについて解説してくれています。6月が一番キレイに雲海が見えるそうですよ。

じゃがいもパーラー・バター作り体験

ザ・タワーの庭スペースでじゃがいもパーラーという名前でじゃがいもの試食会が毎日あります。色んな種類の熱々のじゃがいもが説明と共に振る舞われます。塩やオリーブオイルだけでなくイカの塩辛や松前漬けもトッピングとして用意されてます。

めっちゃ美味しいです。

同じ場所でそのあとにバター作り体験が行われます。

生クリームと塩ひとつまみシェイカーに入れてひたすら振り続けます。筋肉痛必須。10分くらいフリフリ。

写真は星野のスタッフ。シェフもやってるのかな?かなり手際が良い。

で、出来上がった自作バターでまたじゃがバター食べると。旨すぎ。

生クリームは植物性ではなく必ず動物性。脂肪が45%以上ないと固まりません。

実際はシェイカーでなくて500mlペットボトルでも作れるはずです。これはうちでも必ず作ってブログ記事にします。

これはお子様連れにはオススメです。15時と16時スタートで各回10組だけ。早目に申し込みを。

ミナミナビーチ・木林(きりん)の湯

ミナミナビーチは南国をイメージしたプールです。人工的な波もあるので、家族連れは楽しめるでしょう。水着は1,000円でレンタル可能。

木林の湯は温泉ではないですがサウナや露天風呂もある大浴場です。ミナミナビーチと併設。タオルはレンタル無料。

打ち上げ花火

20:30からは毎日5分間の打ち上げ花火が上がります。テラスに椅子を用意してくれてます。この時期、けっこう寒いですけどね。ブックカフェのスパークリングを外に持って行って飲みながら見ました。

全体としてのサービス

全体的にスタッフのサービスがとても丁寧です。キョロキョロしながら歩いてるとすぐ話しかけられます(笑)頼まなくても家族での写真もすすんで撮ってくれます。チーズではなく「はい、トマム!」てのが売りみたい。

あと、エリア内はバスで移動できるのですがバスの時刻表とか、レストランのメニューとか、そういう細かい情報が紙とかウェブにあまり記載されてません。

ベビーカー借りたり、オムツや離乳食もらったり、色んなサービスを利用しました。ちなみにベビー関連のサービスは全て無料です。どのレストランでも離乳食を用意してくれます。

が、敢えてマニュアルが部屋にもロビーにも用意されてません。「何でもスタッフに聞いてください」というスタンスです。

おもてなしとして最上級なんでしょう。

自分でテキパキ調べてプランたてたい人には逆に面倒なんですけどね(笑)

北海道旅行の続き、余市や小樽はまた次回です。今も旅の途中なので何が起きるか分かりません(笑)

それではまた。