【FP2級合格】テキスト・問題集を買わなくても良い効率的な勉強方法

こんにちは。YUMAです。

今年1/24にFP協会の主催するFP2級試験を受験して、3/5に合否発表でしたが見事合格していました。

自己採点した時点で合格点に届いていることは分かっていましたし、もっと言えば試験前に前回の過去問を解いた感じでも合格ラインは突破してましたので、あまり喜びや感動はありません。試験のレベルとしてもこれまで受験してきたものに比べると難易度は高くありません。

そうは言っても合格という結果を残したので、試験のレビューと私の勉強方法を紹介します。これからの受験生には役立つと思います。

タイトルでも述べている通り、FP2級試験はテキストや問題集を買う必要はありません。無料で公開されている過去問だけでも十分に楽しく効果的に勉強できます。

FP2級試験のレビュー

まずは試験結果のレビューです。

会場で思ったこと

私が受験する試験会場は東京の高田馬場でした。会場に着いた時の第一印象は受検者数がめっちゃ多いのと、受験者に占める女性の割合が高いということ。人生でこれまで受けてきた試験の中で女性の比率は最も高かったと思います。それから年齢層も若めの人が多かったです。

今回は同じ日に学科試験(午前)と実技試験(午後)の両方を受けました。ほとんどの人が同日受験のようでした。分けて受験することもできますが、その場合は受験料が割高になります。

学科120分、実技90分の試験ですが、どちらも60分を経過したところで途中退室が可能です。特に午前の学科試験は普通のペースで解くと1時間ほどで終わります。ゆっくり解いて見直しを入念にしたとしても90分以内には終わる人がほとんどです。

で、私も60分ほどで途中退室したのですが、午後の実技試験に向けて多くの受検生が試験会場近くのファミレスや喫茶店に押し寄せます。ランチがてら午後に向けた最終確認の勉強をするためです。ということで、私が近くのサイゼリヤに行った時にはギリギリ最後の一席が空いてるといったところで、危うくランチ難民になるところでした。

多少のストレスを覚悟してでも急ぎ目で解いて、午前の試験を終えて途中退室して、早めにファミレスなり喫茶店の席を確保して午後に備えた方が良いです。

ケアレスミス

試験の解答は当日の夕方にはアップされるのでその日のうちに自己採点できます。

ものすごいケアレスミスが多かったです。例えば以下のように数値を計算して選択肢の中から選ぶ問題。これは正解しています↓

が、別の問題では以下の通り↓

数値を回答するのではなくて1~10の番号で回答しなくてはいけなかったんですね。。。内容は合っていますが全て不正解です。

ひどいなこりゃ。。見直しをきっちりやれば気付いたんでしょうけどねぇ。面倒だし早く途中退室したくて見直ししませんでした。

他にもケアレスミスが散見されましたが合格点は余裕をもって取れていました。

私の勉強方法

私は市販のテキストも問題集も買わずに勉強しました。FP協会のウェブサイトに過去問が無料で公開されているので、これを使えば効率的に勉強できます。

学科試験(午前の4択問題60問)を例に私の勉強方法を紹介します。

学科試験は、

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスク管理
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業承継

の6分野、各10問ずつで構成されます。しかも、その6分野のなかにさらに細かい詳細分野も決まっており、毎回必ず出題される詳細分野が多く、一部は2回に1回くらい出題される詳細分野もあります。

そこで過去問を順番に解いていくのではなく、詳細分野ごとに複数の過去問を横比較しながら解いていくのが効率的です。具体例で見てみます。

例えば、最近の過去問をいくつか見ると第12~13問目には必ず「個人年金保険の一般的な商品性」についての出題があることが分かります。以下は過去3回分の過去問です。

問題 13(2019年9月実施試験)
個人年金保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.外貨建て個人年金保険は、年金を円貨で受け取る場合、為替相場の変動によっては、年金受取総額が既払込保険料相当額を下回ることがある。
2.変額個人年金保険は、保険料を特別勘定で運用し、その運用実績によって将来受け取る年金額や解約返戻金額が変動する。
3.個人年金保険(有期年金)の保険料は、被保険者が同年齢で、基本年金額や保険料払込期間、年金受取開始年齢などの契約内容が同一の場合、個人年金保険(確定年金)よりも高くなる。
4.個人年金保険(終身年金)の保険料は、被保険者が同年齢で、基本年金額や保険料払込期間、年金受取開始年齢などの契約内容が同一の場合、被保険者が女性である方が男性であるよりも高くなる。

問題 12(2020年1月実施試験)
個人年金保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.変額個人年金保険では、保険料の特別勘定による運用成果によって、将来受け取る年金額等が変動するが、死亡給付金については基本保険金額が最低保証されている。
2.終身年金では、被保険者が同年齢で、基本年金額や保険料払込期間、年金受取開始年齢など契約内容が同一の場合、保険料は被保険者が女性の方が男性よりも高くなる。
3.確定年金では、年金受取開始日前に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、死亡給付金受取人が契約時に定められた年金受取総額と同額の死亡給付金を受け取ることができる。
4.保証期間のない有期年金では、年金受取期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、それ以降の年金は支払われない。

問題 12(2020年9月実施試験)
個人年金保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.確定年金では、年金受取開始日前に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、死亡給付金受取人が契約時に定められた年金受取総額と同額の死亡給付金を受け取ることができる。
2.定額個人年金保険では、他の契約条件が同一の場合、保険料の払込満了から年金受取開始までの据置期間が長い方が、受け取る年金額は多くなる。
3.確定年金では、年金受取期間中に被保険者(=年金受取人)が死亡した場合、相続人等が既払込保険料相当額の死亡給付金を受け取ることができる。
4.終身年金では、他の契約条件が同一の場合、保険料は被保険者が男性の方が女性よりも高くなる。

3回分の過去問で選択肢は3×4=12個あるわけですが、赤・黄・紫で色分けした選択肢は基本的に同じ内容です。つまり、各選択肢はパターン化され、使いまわしされているのです。

そこで勉強方法としては、選択肢の1つ1つについて知らないワードや概念についてひたすらググることになります。

誰でも最初は「個人年金保険」という商品自体知らないでしょうからググります。丁寧に説明してくれているサイトが山ほどあるので、そのうち1つか2つ程度を読めば簡単に分かるでしょう。次に、「個人年金保険 死亡」など検索すれば選択肢に記載されていることが正しいのか誤りなのかが分かります。そこで過去問の選択肢にどこが誤りで正しくは何なのかメモを書き込んでしまいましょう。

こんな感じで、選択肢の1つ1つを順番に吟味し、ひたすらググることが勉強の進め方になります。上の例のように、過去問3回分であれば選択肢は12個あるわけですが、先述した通り使いまわしによる重複があるため、実際に調べる選択肢はせいぜいその半分の数で済むでしょう。

まとめると、以下の通り。

[su_list icon=”icon: check-circle” icon_color=”#2813a3″]

  • 直近3回分の過去問を印刷する
  • 3回分の過去問のうち、詳細分野が同じ問題の選択肢をまとめて調べる
  • 各選択肢の記載のどこが間違いか、正しい記述に直すためにメモを書き込む
  • これを全て(60問×3回分)終えたら、忘れていると思うので最初から問題とメモをざーっと読み返す
  • 最後に実力把握として別の回の過去問を解いてみる

[/su_list]

過去問を順に解くのではなく、同じ詳細分野の問題を横に並べて解いていくということですね。こうすれば1つずつの分野への理解が深まり、記憶も薄れにくくなります。

午後の実技試験についても同様に、過去問3回分を横比較しながら順に調べていけば頭に入ります。

過去問3回分についてこれをこなせば、実力把握のために過去問を通しで解くときには、合格点は余裕で取れるようになっているはずです。

FP2級の問題は、実生活に直接的に関連する内容が多く、非常に役立ちます。また、内容の全てについてググると丁寧な解説が山ほど見つかります。

そういう意味では、FP2級試験は内容がとても役立つうえ、勉強もしやすい試験です。したがって、過去問こそが最も効率的に勉強するための最良のテキストと言ってよいでしょう。市販のテキストを買う必要はありません。

これは試験合格という目的のためだけに言っているのではなく、様々な要点を深く理解し記憶に定着させるという意味でも過去問を使って勉強するのが最も効率的だと思います。

それではまた。