振り込め詐欺の冤罪によってブラックリスト入り。銀行口座が作れなくなった話③

こんにちは。YUMAです。

続きの第3弾です。時系列になっているのでまだの方はこちらから順番にご覧ください↓

CICやカード会社と交渉を続け、ようやくクレジットカードが作れるようになった。けれど不動産投資のためのローンはまたもや落ちる!

なんでだー!?

銀行はクレジットステータス以上の情報を見ている

身に覚えのない不都合な情報が消えてクレジットカードが作れるようになりました。ということは、不動産購入のための融資もおりるはずです。

再度、ローン審査にチャレンジしました。結果は、、、審査落ちです。

新規の銀行口座開設と同時にローン審査でしたがともに不成立。不動産業者の担当者と一緒に頭を抱えます。

なぜ?あらぬ疑いは晴れたはず。クレカだって作れたのに?

ここで考えられる理由は1つ。クレジットの信用情報と銀行がローン審査で見ている情報は違うのではないか?もしくは銀行は追加で別の情報を見ているのではないか?ということです。

不動産購入のためのローンでは、当たり前ですが金利の低い金融機関に融資の打診にいきます。当時で低い金利を提示していたのは、オリックス銀行、イオン銀行、じぶん銀行、ソニー銀行などです。

「銀行はクレジットステータスだけでない厄介な情報を持っているために私の審査を落としているのだろうか?」

そこで、ひとまず試しにネット銀行で口座開設をしようと思いました。口座開設とクレジット審査のどちらが原因なのかが分かると思ったからです。

結果は、、、銀行口座の新規開設がお断りされる。

複数の銀行に口座開設を申し込んでも全て落ちます。当然ながら理由は開示されませんし、電話して聞いても取り合ってもらえません。

イオン銀行に至っては数少ない実店舗にまで出向いて口座開設を申し込みましたが窓口で断られます。カウンターの反対にいる相手も人間なので「どうしてですか?理由はありますか?」と聞いても、「本部の総合的な判断です」としか言ってくれません。

当時、私は銀行口座は1つだけしか持っていませんでした。某赤色メガバンクです。給料の振込先や日常生活などすべてをそこにまとめていました。

私が唯一口座を持っている赤銀行。銀行の口座開設ができない問題を相談できるのは銀行しかない。

そこで、今度は赤銀行に電話をし、事情を説明したうえでかつて口座開設をした支店に出向いて現状の説明と相談をしに行くことにしました。

窓口でなぜかどこに行っても口座開設を断られる旨を説明しました。「何か理由があるのでしょうか?」

「お待ちください」と言って裏で諸々と調べてきた銀行担当者が私に発した言葉は、

「以前にXXに住んでいたことはありますか?」

また、あの全く身に覚えのない住所です。クレジットのときと同じです。

そこで銀行担当者から表面的な説明を受けます。「弊社ではお客様が給料の振込など日常生活に使っておられるので問題ないと判断していますが、他行で口座開設できない理由はお答えできかねます。今後も弊社ではお客様の口座凍結などはしない予定です」

口座凍結だって!?冗談じゃない。口座凍結なんかされたら私はどうやって生きていけばよいのでしょう?

そこまで聞いて初めてつながりました。私になりすましてクレジットカードを作り悪用していた人物は、どこかで銀行口座も作り悪用していたのです。そして、その過去の悪事によってどこの銀行も口座開設させないような仕組みになっているのです。赤銀行だけは本物の私の口座の動きが分かるので問題なしとしてくれたのです。

ひとまず「分かりました。ありがとうございます」といって銀行をあとにしました。

警察に相談して見えてきたもの

  • 新規に銀行口座が作れない
  • メインバンクは使えているものの「口座凍結はしない」と言われた

ここまで色々な人に相談してきました。対面でも電話でも。

しかし、ここで初めて警察に相談すべきだと確信しました。

警察と言ってもどこの警察に相談すればよいのか?ググっては電話をかけてを繰り返しましたが、ひとまずは近所の警察に相談しろとのこと。

最寄りの警察署の生活安全課に電話して直接訪問したいと言いましたが、「面倒だから電話で用件聞く」とのこと。細かく説明しました。細かくと言っても不動産投資とかはもはや説明の必要がありません。

「銀行口座を作りたいのだが作れない」「赤銀行の担当者にこれこれと言われた」「私の想像だが、私の名義でどこかで銀行口座が悪用されているのではないか?どうすれば良いか?」

警察の生活安全課の相談相手と言えども、「そんなこと私に言われても困るなあ」という態度です。

銀行は何となく状況は教えてくれるものの、はっきりとは言ってくれないので私も警察に対して十分な説明はできませんでした。

そこで、警察の相談相手になってくれた方と赤銀行で相談相手になってくれた方とで、私を交えることなく直接電話で話してもらえるように取り計らいました。赤銀行としては私に出せない情報であっても警察が相手となれば出さざるを得ないはずだからです。

後日、警察から電話があり、赤銀行と話した結果とその後の調査で分かったという驚くべき事実が明かされました。

「あなたの名義の口座で振り込め詐欺の被害が○○県△△署からあがっています」

やっぱりそうか。。もうこの時点では精神的にもかなりダメージを受けています。どんな食事も美味しく感じません。

〇〇県なんて今まで仕事でも旅行でも行ったこともありません。親戚もいません。

ちなみにですが、私は過去に免許証や保険証やマイナンバーカードを紛失したりしたことはただの一度もありません。また、当然ですがヤミ金に銀行口座を売っただとかそういうこともありません。極めて普通に生きてきただけです。

なんでこんなことになるのか。

でも個人情報を悪用されているということは自分の管理が甘かったのかもしれません。自分にも非がある。そう思うとさらに気分が沈んでいきました。

次の電話相手は◯◯県△△署です(泣)

続きます。それではまた。