振り込め詐欺の冤罪によってブラックリスト入り。銀行口座が作れなくなった話①

こんにちは。YUMAです。

この話はいつかブログで書こうと思っていた黒歴史です。結構まじめで重たくて過去の自分にとっては本当に苦しかった話。

今現在も、そしておそらくこれからも続く悲劇です。

同じ境遇の人もたくさんいるはずなので、その人たちに届けば少しでも助けになるんじゃないかなと思います。

長いので何回かに分けて書いていきます。

クレジットカードの審査に落ち続けるのはなぜ?

7~8年くらい前になりますが、今持っているほかに追加でクレジットカードを持ちたいと思いました。今もそうですが、当時リクルートカードのポイント還元率が高めだったので魅かれたのです。

しかし、申し込んでみてもなぜか審査落ち。。

なんでだろう?うーん、支払いの滞納は学生のときに別のカードでしちゃったことあるけどだいぶ昔だしなぁ。でもそれかなぁ。。

それから数回、別のクレジットカードを作ろうと思ってもなぜかすべて審査落ち。何が原因なんだろ?考えても心当たりはありません。

気にはなったものの、とりあえず4枚ほどはクレカを持っていたので当面困ることはなくそのままにしておきました。

不動産投資の融資で問題が発覚

3年ほど前、不動産投資に興味を持ちました。サラリーマンのマンション投資です。投資信託以外の資産運用として有望な投資先と考えました。

セミナーに参加したり個別に面談をしたりして、物件を慎重に選定してついに契約。不動産会社の売主物件だったので提携先の銀行から優遇金利でローンを借りれるはずでした。

しかし、ここでまさかのローン審査落ち。

自分で言うのもあれですが、自分の収入やステータスを考えれば落ちることはあり得ません。ここでふと過去のクレカ審査落ちの件が頭をよぎりました。

不動産業者の担当者としても意外な結果です。金融機関から審査落ちの理由は明かされないのが普通なのですが、ここで色々とゴネて何とか一言だけ金融機関の担当者から理由を聞き出しました。

そこで出てきたのは予想もしなかった言葉。

「お客様のご住所は〇〇でしたよね?XXではないのですか?過去に住んでいたことはありますか?」

縁もゆかりもない住所の話になったのです。「え!?そんな場所には住んだこともありませんが。。」

ほとんど情報は出してくれないのですが、推測を交えながら何とか話を聞き出していきました。

その結果、私とは違う人物、何者かが私の個人情報を悪用しているかもしれない可能性が出てきました。悪用されていて、その人物のクレジットステータスが悪影響を及ぼしているかもしれないのです。

困った。というよりショックです。というより恐怖です。何者かが自分になりすましている。

そして当たり前のことながらその人物が不健全な借金をしてブラックリストに載っているため、私が審査を申し込んでも別人物の情報が出てくるため審査に落ちてしまうのです。

不動産業者の担当者のアドバイスで、ひとまず自分のクレジットヒストリーを照会してみることにしました。照会先はCIC、JICC、全国銀行協会の3つ全てです。

クレジットヒストリーの照会結果は?

自分のクレジットステータス、クレジットヒストリーを照会したいとき、CICJICC全国銀行協会(全銀協)などに申請すれば開示されることを知っていますか?

例えば、カードの返済を遅延してしまってたりして自分のクレジットヒストリーに傷がある場合はこれで分かるのです。開示には手数料が1000円ほどかかります。

主にはCICに照会すれば十分とされていますが、基本的には3社とも同じ結果が返ってくることが期待されます。

私のクレジットステータス照会の結果は、CIC、JICC、全銀協、全てにおいて何も傷がありませんでした。

今持っているクレジットカードの一覧と返済状況だけが表示されています。当然ながら全てのカードにおいて健全に返済されており評価も悪いわけがありません。

「これならローン審査に通っても良いはずだが、、」

何がいけないのでしょうか?

 

続きます。それではまた。