赤ちゃんの異所性蒙古斑はレーザー手術か切開手術?

こんにちは。YUMAです。

うちの子供は生まれたときから顔に黒いアザがあります。大きなホクロみたいな感じです。これを異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)と言うそうです。

ほとんどの赤ちゃんは産まれてから数年間はお尻に青アザがあります。「尻の青い若造」とか言う由来ですね。これはやがて消えるのですが、お尻ではない場所にできたアザは大人になっても消えない場合があります。

顔や腕や足など通常とは異なる場所にできるアザを異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)と言います。

出産に立ち会ったとき、産まれた瞬間に「あ、顔に大きなホクロがある」とすぐに気づきました。当時は結構目立っていたのですが、体が大きくなり顔も少しずつ大きくなってくるとアザは相対的に小さくなり目立たなくなってきます。

とは言え、それは親だからそう感じるのであって他人からすればまだまだ目立つのでしょう。街で話しかけてくれる人(主に老人)の中には、「この子の顔のここ、どうしたの?」と聞いてくる人もいます。「早くお医者さんに行って取ってもらいなさい」なんてアドバイスをくれる人もいました。

私も妻も異所性蒙古斑について一通りネットで調べたうえで、「男の子だし、顔のアザなんて気にしなくていいか。成長して本人が嫌がれば病院に行けばいい」と思ってました。女の子ならまた違った考えになったかもしれませんね。

早急に対処する必要はないとは言っても、自分が知らないリスクもあるかもしれないので念のため一度病院に行って見てもらいました。

実際に診断してもらうとネットで調べただけでは明確に分からなかったことも色々と判明してきました。

  • アザを除去するにはレーザー手術と切開手術があり手術時間は30分以内
  • レーザーだと表面部分しか作用せず奥深くの色素は除去できないため薄く色が残ったり完全には消えない
  • 皮膚が伸びたり再形成する箇所なら切開手術でも除去可能
  • 子供が小さいうちに手術した方が皮膚の再生機能が高いので痕が残りにくい
  • 切開手術の場合は全身麻酔が必要

ざっとこんな感じです。

早いうちに手術した方が痕が残りにくいというのはあまり意識していませんでした。これは早めに手術することの唯一のメリットです。ただ、全身麻酔を赤ちゃんに受けさせるのはかなり不安です。

結局、主にこれらのメリット・デメリットを考え、やはり早期の手術は見送ることにしました。

レーザー手術であれば全身麻酔は不要であるもののアザが完全には消えないこと。切開手術では全身麻酔が必要であること。時間が経てば新しい治療法が出てくる可能性もゼロでないこと。

この辺りを総合的に勘案しました。手術するか否かはまたしばらくしてから考えることにします。

他人と違うものがあることで幼少時に嫌な思いをすることもあるかと思いますが、だからこそ人の痛みにも寄り添えるはず。

私としては、子供から「このアザは自分のトレードマークなので消したくない」と言い出すくらい強い子供に育って異所性蒙古斑など忘れるくらいになって欲しいと思っています。

それではまた。