【クルーズ旅行レポート】コスタ ネオ ロマンチカで7泊8日の旅(後編)

こんにちは。YUMAです。

クルーズ旅行レポートの後編です。

前編ではコスタのクルーズ船について紹介したので今回は寄港先のレポートです。

港についても下船して観光するかどうかは自由で、船の中で過ごす人もいます。ショーを見るなりやらジムに行くなりやることは一応ありますからね。また、ランチだけ船に戻るという人もいました。特に年配の方だとあまり動き回らないですし、ホテルのビュッフェに米とかお粥とかあるので下手に観光地に出ない方が食事も良いのかもしれません。

もちろん私たちは下船してガッツリ観光です。

神戸

東京の晴海埠頭を出港した翌日の15時に神戸港に到着です。

神戸のターミナルは駅と直結してて、神戸ポートライナーという電車に乗って中心街(三宮駅)まで5分ほどで行けます。晴海と比べてとても便利ですよね。晴海埠頭には電車じゃ行けないのでバスかタクシーですからね。

三宮駅まで行くと街中を循環しているシティーループというバスがあるのでこれに乗ります。主要な観光スポットも回ってくれます。運賃が一律260円と高めですが、中でガイドさんが観光スポットの歴史などを丁寧に説明してくれているのです。500円の1日フリーパスもあるので観光客にはこっちがオススメです。

↓シティーループはおしゃれな外見

↓駅から徒歩10分ほどにある生田神社。立派でした。御朱印も頂きました。

写真は撮っていないのですがシティーループで北野異人館という昔の外国人が住んでいた様子を残している一画を見てきました。着いたときは既に17時頃だったので、美術館とかになってるという中には入ってませんけど一応は観光名所らしいです。まあ、ショボそうだったので昼でも入らないかも↓

↓北野天満宮というのも近くにあったのでお参りしてきました。ブレてますが。

↓街並みも綺麗でした。

そのあとは神戸タワーに登ってきました。これも古くて狭くて正直ショボかったな。

↓タワーからの眺めはキレイだった!緑色に光っているのが神戸海洋博物館。奥の方の港にコスタの船も見えます。

夕飯は神戸では食べずに少し早めに船に戻って食べました。

釜山

神戸から丸1日空けて韓国・釜山に到着です。

↓港のターミナルが空港並みにでかくてゴージャスです。コスタの乗船客が来るからか日本語の案内とかも沢山用意してあります。

↓釜山駅までの無料シャトルバスが出ています。歩いても15分ほどで行けるそうですが。

ガイドのおばちゃんは日本語と英語で色々な説明をしてくれます。スゴいなあと感心。コスタのお客専用のアナウンスです。

↓釜山駅からは地下鉄にのって海雲台(ヘウンデ)というところに行きました。釜山のビーチリゾートとされている町です。

ホテルは沢山あるのだけど人がとにかく少なかったです。ホテルもがらがらだと思います。活気なかったなあ。

↓ぬたうなぎ横丁と呼ばれているところ。飲食店や魚屋などが並んでます。昼の12時なのに人が少ない。。

↓ウナギを捌いてるところ。日本の鰻より一回り小さい。捌いてからもウネウネとミミズのように動くので苦手な人もいるかも。

ぬたうなぎランチは5,000円くらいするので他も見てみることに。すると普通の定食屋が並ぶエリアに来ました。ここら辺は地元の人が多く賑わっていたので安心してランチ↓子供にもベビーフードを食べさせます。

地下鉄で釜山の中心街である南浦洞(ナンポドン)まで戻ります。駅前は渋谷のセンター街に似た雰囲気ですがここもなんだか人が少ない。。寒いから?

↓せっかくなので釜山タワーに登ってみます。

↓上から見る釜山の港町は美しかったです。

そのあとは南浦洞の街を散歩。国際市場っていうのが名所で映画で有名になったらしいですがよく知らないです。

屋台があったのでとりあえず昼から飲みます。

↓油揚げのおでんみたいなやつと赤いのはトッポギ辛口。

↓既製の天ぷらをその場で二度揚げしてくれます。

と言うことで釜山でした。まあ、わざわざ釜山だけ目当てで旅行することはないかなという気がしました。

佐世保

佐世保も港から佐世保駅まで徒歩5分の素晴らしい立地です。便利ですね。ターミナルには佐世保バーガーのゆるキャラとか観光案内の人たちが沢山で賑わってます。◯◯に行きたいなら何番からバスありますとか時刻表とか全部案内してくれます。さすが世界遺産を持つ佐世保市ですね。

↓港のターミナル

観光スポットはいくつかあります。佐世保駅からそこそこ近くて代表的なのは九十九島パールシーリゾート弓張岳展海峰です。いずれもバスかタクシーになります。

いろいろ考えた結果、バスの本数が多いこともありリアス式海岸をクルーズできる九十九島パールシーリゾートに行くことにしました。バスで往復するなら佐世保市営バスの1日乗車券が安くて便利です。

パールシーリゾートはクルーズやダイビングショップやレストランなどがある複合的な施設です。近くに動物園もあります。

なかでも名物はなんといっても九十九島を巡るクルーズ船です。いくつか種類があって人気なのが大型船です。少人数の小型船もあり、電気で動くエコなクルーズで大型船では入れない所にも入れます。てことで迷わずこれを選択。50分のクルーズです‼️

↓大人気で座れない大型船。箱根の海賊船に近いかな。経験上こういうのって遠くから景色を眺めるだけなので近くに寄れる小型船の方が面白いんですよね。

↓これから乗る小型船

↓漁師の船長が色々説明しながら案内してくれます。めっちゃ面白い。

九十九島は実際には208もある島々です。当時は数えきれなかったので沢山という意味で九十九島と名付けられたそうです。人が住んでいる大きめの島もあります。黒島というのは潜伏キリシタンの住んでいた島として世界遺産に登録されています。

↓九十九島では牡蠣の養殖が盛んです。牡蠣は海の岩からかきおとして取ることからカキという名前がついたそう。以前はよく知らずにハマグリとかと同じように砂に埋めて養殖したですがそんなに上手くはいかず、広島が今の養殖方法を産み出してからは全国的にこの方法が広まったとのことです。いかだみたいな木の下に牡蠣がいます。

↓真珠の養殖も盛んです。アコヤガイの内蔵に川でとれた何でもない貝の小さな欠片を埋め込むとそれが真珠になります。アコヤガイの内蔵に細工するためにはアコヤガイを冷たくして仮死状態にする必要があります。しかも、それでも異物が入ると死んでしまったり吐き出したりしてしまって真珠になるのは本当に低い確率なのだとか。高価なのも納得。

TASAKI真珠の養殖場もここ九十九島にあります。

以上、色々と面白おかしく説明してくれた船長さんからのお話です。他にも豆知識のオンパレードでとても面白かったです。

ちなみにこの日は満月だったらしいのですが、満月のときは漁師が町に帰ってくるので今晩は酒盛りになるといってました。満月の光で魚が散ってしまうので漁ができないそうです。光で集めるやり方なんですね。

こういう風習があるので、結婚式を満月の日にやるのはご法度という漁師ネタも教えてくれました。集まってくれた皆が散り散りになっても構わないと思われてしまうんですって。ヘェ~て感じですね。

↓佐世保の街に戻ってランチ。チャンポンを食べました。

街中は至るところにフリーwifiがあります。海外だと当たり前ですが日本では遅れているこの文化、さすが港町はしっかりしてますね。

↓三浦カトリック教会というのもスポットになってましたがとりあえず写真だけ撮って終了。

この近くに戦時の防空壕を利用してできた横丁があって、とんねる横丁ってのがありました。横丁というと過剰に惹かれるタイプなので見てきましたが普通の肉屋や魚屋があるだけでした。そんなに活気はない。

船に戻るのにも中途半端な時間。バスの案内所で90分くらいで行ってこれる観光スポットありますか?と聞いて教えてもらった眼鏡岩↓

駅からバスで10分ほど行き、そこから少し石段を登る必要があります。大きな岩に穴が空いていて眼鏡ように見えます。迫力あって面白かったです。周りでは紅葉も楽しめました。

このあとはバスに乗って船に戻りました。

新宮

和歌山県新宮市は世界遺産を誇る神社仏閣の町です。正直、今回のクルーズ旅行で行くまで知りませんでした。

新宮港に着くのは朝7:00で早め。朝ごはんは部屋に持ってきてもらいました。

港には観光ガイドの人たちが沢山いて色々グッズを配ったり案内してくれます。新宮駅まではシャトルバスに乗って5分ほど。片道1人500円取られました(笑) 高っ!と思ったけど商店街の抽選券と日本酒の無料試飲券も付いてたからコミコミなんですねきっと。

新宮駅からはウォーキングコースに沿って歩きます。ちょうどコスタのお客さんの時間に合うように案内してくれます。

↓世界遺産の阿須賀神社です。

その後は歩いて神宮城跡を登ります。上から眺める景色は素晴らしかったです↓

続いて熊野速玉大社です。これも世界遺産です。

熊野古道という熊野三山(本宮・神宮・那智)を信仰し参詣(さんけい)する人たちの通る道が世界遺産登録されています。そのなかでも速玉本宮に次ぐ要所です。

熊野本宮観光協会サイトより。画像クリックするとサイトが別ページで開きます。

↓土曜ということもあってか大勢の観光客

近くにある神倉神社と合わせて2つ分の御朱印を頂きます。

神倉神社は千穂が峰という山の上にあります。源頼朝が作ったとされる超急勾配な石段を登らなくてはいけません😣石段への入り口では杖を貸してくれます。

ここを赤ちゃんを抱っこしたまま登るのは至難ですがなんとか登りました(妻が)。降りる方が大変なんですが、女坂という迂回ルートがあって、距離は長くなりますが土の坂道があるので下りはこちらを歩きました。

↓てっぺんには神倉神社とゴトビキ岩という超デカイ岩が。。

↓ここからも良い景色が望めます。

しっかり御参りをしてきたところで駅まで散策しながら歩きます。

↓町に突如現れた浮島の森という公園?みたいな観光スポット

商店街で抽選会やら日本酒の試飲をしてランチを食べて船に戻りました。

クルーズ旅行の感想

初めてのクルーズ旅行、かなり良かったです。これは時間さえあればリピートしますね。

私はペーパードライバーなのでやらないのですが、寄港先でレンタカーを使えば8時間という短い滞在時間でも効率的に楽しめると思います。

小さい子供がいても船の中では飽きないと思います。夏ならプールとかで遊べますしね。レストランの混雑が改善点かな、明らかに人が多いので。

今度は台北とか宮古島とか南国に行くツアーにしてみようかと思ってます。ちなみにリピーター割引というのがあって1人3~4万円くらい割引になるとか。

と言うことでコスタのクルーズ旅行はぜひオススメです。

それではまた。