これからのパパは育児休業を取るべし。国の経済的サポートがスゴい!

こんにちは。YUMAです。

うちには生まれて2ヶ月の子どもがおり、今年、育児休業をとろうかと考えています。

男性の育児休業について調べてみましたが、育児休業は絶対的に取った方が良いと思います。

そもそもどんな制度か知らない方がほとんどだと思うのでメモしておきます。

育児休業とは

育児休暇とは別物です。例によってwikipediaを見てみましょう。

育児休業(いくじきゅうぎょう)とは、子を養育する労働者が法律に基づいて取得できる休業のことである。

以下にwikipediaの要点をまとめます。

  • 育児休業を取得する者の男女は問わない
  • 事業主は、労働者からの育児休業申出があったときは、当該育児休業申出を拒むことができない(第6条)。
  • 事業主は、労働者が育児休業の申出をし、又は育児休業をしたことを理由として、当該労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない(第10条)。
  • 育児休業は、子が1歳に達するまでの間に取得することができる(第5条1項)。
  • 育児休業は原則として同一の子について労働者一人につき1回限り行うことができる。

ということですので、育児休業を取ろうとする人の権利はかなり強く守られています。少子高齢化は社会問題ですから当然なのかも。

うちの子はちょうど生後2ヶ月が経過してますので、1歳までに今からだと最長で約10ヶ月の育児休業を取ることができます。詳しくは述べませんが、パパ・ママ育休プラスという制度を使えば1歳2ヶ月まで延ばせるので約12ヶ月取れます。

同一の子に対して一度だけなので、3ヶ月取ってから1ヶ月働いて、また2ヶ月取るみたいなことはできません。

国から手厚い育児休業給付金がもらえる

権利は守られるので安心。ではお金の心配は?ここが一番気になるところだと思います。

結論から言うと、給料が貰えない代わりに「育児休業給付金」というのが国から支給されます。

その金額がかなり手厚いです。細かい例外条件は色々あるのですが、ざっくり言うと、

育児休業の開始から6ヶ月はそのときの平均給料の2/3(67%)が支給され、7ヶ月目以降は半分(50%)が支給されます。

ただし、上限があります。計算元となる月額給料=447,300円が上限です。なので、平均的に月額50万円の給料を貰っている人は50万円の67%が支給されるわけではありません。

支給額の上限は、育児休業開始6ヶ月は、447,300円×67%=299,691円で、それ以降は447,300円×50%=223,650円となります。

育児休業給付金は所得ではなく給付金ですので、上の数字は非課税で受け取れる金額となります。

また、育児休業中は所得ゼロで給付金を貰っている状態なので、社会保険料の支払いは免除されます。ただし、住民税だけは支払う必要があるので注意が必要です。

また、あくまで所得はゼロとなるため、ふるさと納税などの適用額が少なくなってしまうのでそのあたりは注意が必要です。

まとめておきます。

  • 育児休業給付金は最初の6か月は給料の67%、それ以降は50%が支給される
  • 給付金の上限は、最初の6か月は約30万円/月、それ以降は22.3万円/月
  • 基本は非課税でまるまる受け取れるが住民税だけは払う必要あり
  • 育児休業中は社会保険料の支払いが免除される
  • 育児休業中はあくまで所得はゼロなのでふるさと納税や節税対策の効果は薄れることに注意

休業中の時間をどう使うかが大事

男性が育児休業を取ることの目的は、「子育てを母親任せにせずに父親もサポートして、積極的に子育てを楽しもう」ということになります。

無論、それが大前提ではありますが、それだけにとどまらない時間の使い方をしてはどうでしょうか?

毎日、同じ会社に同じように勤めていると、人生の本当の価値、つまり自分が本当に持つべき物差しが見えづらくなってきます。

会社での評価が本当に自分が欲しい評価なのか、会社で出世することが本当に自分の求めていることなのか。

育児休業中は、一度、そういうことをとっぱらってゼロベースで物事を考えるきっかけになるのではないでしょうか?

また、子育てと同時に自己投資・自己研鑽にも時間を使うこともできそうです。例えば、子育てをしながら語学を学んだり資格を取得することも可能かもしれません。

子育て自体から学ぶべきことは本当にたくさんあると思いますが、育児休業を取得して学びをさらに広げることで、自分の価値観を再発見することや、自らのスキルアップにも活かせるのでないかと思います。

私も育児休業を真剣に考えてみます。

それではまた。