こんにちは。YUMAです。 今年も2023年8月の税理士試験で簿記論と財務諸表論の2科目を受験してきました。3回目の…
【税理士試験】簿・財を受験して自己採点しました(2/2)
こんにちは。YUMAです。
上の写真は8月に偶然捕まえることができたオオムラサキのメスです。
さて、今回は今年受験した税理士試験の財務諸表論の自己採点と振り返りです。
自己採点結果
基本的に前半の理論部分については全く勉強していません。
勉強しても点数につながらないという見込みから、後半の計算問題のみトレーニングをして臨む作戦です。
今回もネットスクールの解答と配点を使って振り返ります。
第1問 5/25
第2問 8/25
第3問 41/50
合計 54/100
ボーダー 63/100
振り返り
第1問
記号問題が5個、9点分出題されました。記号は全部落とさず正解をチョイスできてました。
しかし、ここでまさかの。。。問題用紙の記号に〇をつけたまま、解答用紙に転記していなかったということが判明しました。。
試験終了の合図「やめ」でペンを置いて、試験委員に答案用紙を渡すときに気付きました。
顔が真っ青になりました。
ということで、9点分を失ってしまってはまず今年は不合格です。1年間の苦労が水の泡です。
答案用紙への転記忘れなんて、人生で一度もしたことがなかったのですが、これはやはり老化と、当日の緊張によるものでしょう。
ちなみに、記号以外の問題は書けそうな箇所だけ解答で、よくわからない問題はさっさと捨てる作戦です。
第1問の記述問題の中では、減損会計の際に正味売却価額と使用価値のどちらをどのように使うべきか?という問題が出たので、これだけは完全に正答することができたと思います(他の受験生も正答できているはずです)。
第1問の採点としては5/25です。
もし、記号がきちんと転記できていれば14/25だったと思うと悔しくて仕方ありません。泣きそうです。
第2問
記号問題と計算問題で12点分が出題されました。
このうち8点分を正答することができました。
記述問題は適当に書き殴って1点でも部分点がもらえればいいなという感じです。
第2問としては8/25としておきます。
第3問
簿記論と異なり、財務諸表論は回答をメモしておくスペースがないので、自分の回答が記録できていません。
したがって、問題用紙に書いてあるメモ書きや、自宅で再度解きなおしてみて正答できてるかどうかを採点する必要があります。(なので、ケアレスミスや転記ミスが起きている可能性もあります)
計算問題に関してはひたすら過去問で訓練したのですが、9点分を失い、41点という結果になりました。
定番のところでは、貸倒引当金と繰入額、それから買掛金でミスをした形跡がありました。
それから、繰延税金資産と法人税等調整額は捨てた気がします。ここまででー5点です。この辺りは想定の範囲内です。
あとは、個別注記表の空欄問題で語句を書かなくてはいけない問題が4個出ましたが、これを全て落としー4点です。
第3問の難易度としては易しめだったと思うのですが、最低でも40点は取りたいと思っていたのでまあまあの結果です。
感想と来年に向けて
簿記論と違って、自分の能力は発揮できたと思います。しかし、第1問の転記ミスは命とりでした。
やはり広い意味でのケアレスミスでやられてしまうというのは簿記論と同じ結果のようです。
圧倒的に実力が足りてないわけではないのに、どうしてもミスしてしまう。
多少は手応えがあるだけに、自己採点した後の精神的なダメージが大きいです。
もし、第1問の転記がきちんとされていればボーダーに届いたわけですからね。。
しかし、仮に転記ミスをしなかったとしてもボーダーギリギリだったわけです。ということは、ミスを防ぐ以外に何らか対策を講じないといけないのかもしれません。
例えば、前半の理論部分も勉強して多少は点数を取れるようにするのか、もしくは計算問題で繰延税金資産と法人税等調整額まで正答を狙っていくのか、、あるいは特別な対策は考えずに、今の理論を完全に捨てる作戦を貫徹し、シンプルに計算問題の精度を上げていくことに集中するべきなのか。
このあたりはまた、来年に受験勉強を再開するときに考えなくてはいけないところですね。
それではまた。