【税理士試験】簿・財を受験して自己採点しました(1/2)

こんにちは。YUMAです。

今年も2023年8月の税理士試験で簿記論と財務諸表論の2科目を受験してきました。3回目のチャレンジです。

自己採点をようやく終えましたので今回は簿記論の自己採点結果と振り返りを投稿したいと思います。

自己採点結果

第1問 19/25
第2問  8/25
第3問 19/50
合計  46/100
ボーダー 54/100
(配点・ボーダーはネットスクール作成のもの)

点数としてはボーダーを8点下回っていますので、惨敗と言っていいでしょう。

振り返り

正直、受験直後の感想としては「悪くはない」「今回はいけたかもしれない」という感じでした。

開始とともにサッと問題全体を見ました。「ふむふむ、問題文がべらぼうに長い第2問だけ途中で切り上げて他に全力をかけるしかないな」という作戦となり、結果的にもこれは正しかったように思えます。

順に点数を見ていきましょう。

第1問

問1は特殊仕分帳制という分野からの出題らしかったのですが、特殊仕訳帳というものをそもそも知りませんでした。

ただ、問題としては普通の仕訳とほぼ同じだし、難易度もびっくりするくらい低い。

パパっと解答が出せてしまうので、逆にゆっくり丁寧に計算しました。それでも1ヶ所だけ計算ミスをしてしまい、それを含めた集計があったのでもう1つ失いました。

問2はソフトウェアの問題でしたが、見た感じ難易度はそこまで高いようには見えず、普通に解き進めましたがやはり途中で間違えており、そこから先はほぼ芋ずる式に失点しました。

ただし、計算も途中までは合ってたのと、仕訳の勘定科目はすべて合っていたのでそこまで大きなダメージとはなりませんでした。

第1問としては19/25となりました。家で解きなおしたときはほぼ全て正答できるレベルだったので、ミスがあったのは悔しいけれど、それも含めて概ね実力通りの点数と思っています。

第2問

これがヤバかったです。問題文の分量がかなりのボリュームなのと、ひたすら直物為替レートと先物レートが出てきて、仕入れては為替ヘッジのオンパレード。

これは家で解きなおしても正答できない問題ばかりでした。

解説を見て、解き方のコツが予めわかっていれば実はそこそこ解ける問題もあることが後から分かりましたが、受験時の自分の能力ではここは解けない問題がほとんどでした。

ただ、その中でも固定資産の減価償却や社債利息の部分など、仕入れ&ヘッジから独立したパートだけを狙い撃ちで正答し、それ以降は捨てて第3問に行くという選択が取れたのは正しかったと思っています。

結果としては第2問は8/25でしたが、受験当時の能力と緊張と時間配分を考えると、これも概ね実力通りの点数と自己評価しています。

第3問

やはり総合問題で19/50というのがかなりの痛手でした。

まず、実力的に解けなかった(知らなかった)問題としては、火災未決算と保険差益の部分です。初見でしたので「滅失経費は保険金確定額に基づき按分」これの意味が分かりませんでした。

これにより、圧縮積立金と繰延税金負債を落としました。

それから製品の部分、工業簿記については、やはり解き進めても正答できないと思いますし、加工費のみを狙い、仕掛品や製品などは最初から捨てました。

最後にインセンティブ報酬の部分、株式引受権などは勉強していない分野ですし、問題文が一見難しそうに見えるため、解けなくても仕方ないでしょう。

残念なのはその他の部分です。

固定資産の減価償却ですらミスで1つ落としましたし、繰越商品の計算で為替レートを違うものを使ってしまい、繰越商品、仕入れ、商品評価損をまとめて落としてしまいました。

他にも経過勘定のところで、未払いXX円と前払いXX円の1つずつ記述があり、それらがそのまま正答に結びつくところ、誤ってどちらも前払いに集計してしまい、前払費用と未払い費用を落としました。

売掛金も今回の試験に関しては易しかったのですがミス、貸倒引当金も例外的に今回易しかったのですが売掛金と一緒に落としたりと、かなりやってしまった感があります。

実は総合問題でボロボロ落とすというのは去年も全く同じでした。

去年は計算用紙から問題用紙の回答箇所への転記ミスなんかもありましたが、今年はそれはなかったのは成長かもしれませんが、いずれにしても初見でなく何度か解いてきたような問題でも本番でボロボロと落としまくるという失態は今年も同じでした。

感想と来年に向けて

今年はかなり凹みました。

正直、どんなに難しい試験であっても3回受ければ受かるというのが持論でした。

しかも、今年の落とし方も非常に残念な感じ。全体の時間配分とか戦略は合っているのに、やはり第3問でやられてしまうという。。

来年どうするかは決めてませんが、まあたぶん受けるんでしょうね。

それではまた。