税理士試験(簿記論・財務諸表論)を受験してきたよ

こんにちは。YUMAです。

先日、税理士試験を受験してきました。初めての挑戦で簿記論と財務諸表論の2科目です。

経緯↓

分かってはいたことですがスーパー難しい試験でした。勿論、不合格は確定してます。受ける前からだいたい分かってた結果ではあります。

自己採点

各予備校が解答速報を出しているようですが、ネットスクールという予備校の解答速報をもとに自己採点した結果、

簿記論:26点(ボーダー55点)

財務諸表論:自己採点できず(ボーダー62点)

となりました。簿記論は実にボーダーの点数の半分以下。財務諸表論は自分の回答をメモしていないので自己採点ができませんが、こちらもおそらくボーダーの半分程度の点数だと思われます。

散々な結果ですね。

1か月前の模試の時点で、受験者の中で下から5%くらいの順位でしたから、そのままの結果が本試験で出てきたと言えるでしょう。こんな結果でも、試験中は結構楽しむことはできました。

簿記論

簿記論に関しては、見たことのない問題がほとんどでした。なので、第3問の総合問題で得点を稼がなくてはいけなかったのですが、第3問だけで14点しか獲得できませんでした。

時間配分的には、どこかで時間を使いすぎるということはなく上手く配分できたとは思います。単純に知らないことが多すぎる、勉強不足であったという感じです。

簿記論に関しては、ネットで受験者の声を聴いていても「今年は非常に難しかった」という評価のようです。私は過去問と予想問題集の2冊で勉強していたのですが、それらのいずれでもカバーされていないような問題が多く出ました。これは結論として、過去問+問題集だけの対策では不足ということですね。過去問と問題集ですらきっちり理解できてない部分がありましたが、仮にその全てを高濃度で理解したとしても、本試験では無意味になる可能性があるということですね。

やはり、過去にあまり出題されていなくても、網羅的に勉強する必要があるということなのでしょうか。いや、でももしかしたら、そういう問題は最初から捨てて、他の問題で確実に点数を稼げるようにすべきなのかもしれませんね。おそらく両方か。

財務諸表論

財務諸表論に関しては、前半(配点50点)は理論、後半(配点50点)は計算という形式です。

前半、理論はほぼノー勉で挑んだこともあり、記述式はほぼ分からず適当に書いただけ。ただ記号回答の問題も多かったことから、前半だけで13点となりました。

後半は何点取れたか分からないのですが、時間としてはちょうどぴったりという感じで時間不足という事態は免れました。後半は、おそらく例年と比べて標準的、もしくは例年より易しめの問題だった気がします。それでもボーダーには遠く届きませんが、解いていて致命的にペンが進まないということはありませんでした。

ネットで受験者の声を見ると、理論対策に多く時間を使っていた人たちでも「全然書けなかった」「出ると思ってた論点が全然出なかった」という感じ。思うに、私は理論は勉強してもほとんど点数は変わらなかったと思います。とは言っても、記号式の問題はもう少し正答したかったですね。あとはやはり後半の計算問題の正答率をいかに上げられるかという勝負なんだと思います。

今後どうするか

税理士試験を受けようと決めてから約6ヶ月間、2科目の勉強を続けてきました。自分なりには結構な本気度で勉強してきたつもりなのですが、他の受験生とは比べるのもおこがましいレベルだということが分かりました。

簿記という分野自体が初めての勉強で仕訳ってなに?って感じからのスタートでしたが、簿記は楽しいですね。自分の性格にもよく合っている感じです。これは来年も2科目とも再受験すること確定ですね。

今年はAFP認定研修を済ませて、間に合えばCFP試験6科目のうちどれか2つくらいを受験しようと思ってます。それが終わるころから税理士試験の勉強は再開というイメージで行こうと思います。当然ですが全て独学です。

あとは簿記論と財務諸表論だけだと、楽しくてもさすがに飽きてしまう可能性もあるので、もしかしたら税法のどれかの勉強を追加するのもありかもしれません。その場合、簿記論と財務諸表論と同日に試験が実施される消費税法か酒税法が良さそうかなと思ったり。1科目も合格してないのに科目追加するのもどうなんだと思いますが、少し考えてみるのも良さそうです。

それではまた。