生まれた子ども名義で積立投資を!と思ったけどジュニアNISAはやめた話
こんにちは。YUMAです。
先日、我が家の生まれて2ヶ月の子どものために銀行口座を作りにいって来ました。
投資信託の積立手続きもしてあげようと思い、色々と手続きを聞いたのですが結局子ども名義の積立投資は諦めました。
今回はそのあたりの体験談です。
みずほ銀行で口座開設した理由
まず、子どものために積立預金と積立投資を両方してあげようと思いました。
毎月少しずつ積み立ててあげて、独り立ちしてお金が必要になるときに渡してあげよう。その時に積立預金と積立投資のパフォーマンスを比較してみれば、それが一番の金融教育になるだろうというスーパー健気な親心です。
ただし、もし私たち親に万が一があったときに窓口で丁寧に対応してもらえる方が良いだろうと考え、ネット銀行は選択肢から外し、3メガバンクを候補にしました。
私は三菱UFJを使っているので三菱でいいかとも思いましたが、投信積立を考えたときにeMAXISシリーズはコスト高いし微妙かなと。妻はみずほ銀行をメインに使っていて、みずほにはたわらノーロードもあるということで、子供の銀行口座開設にはみずほ銀行を選びました。
平日に休みをとって店舗に行ったら、1時間ほどで子どもの普通預金口座の開設が完了しました。
選択肢はジュニアNISAのみ
「投信の積立投資もしたいので同時に手続きしたいのですが」と聞いたところ、投信関連は窓口が別のようで担当の方も変わりました。
そしたら、「お子様名義での投信積立は通常の口座ではできません。ジュニアNISAを使って頂くしかありません」とのこと。「え?マジすか?そうなんだ」
そう、あとから調べてみたのですが、証券会社なら未成年の口座開設をして投信積立ができるっぽいのですが、銀行での投信積立は子ども名義ではできないようですね。
「うーん、まあ仕方ないか、面倒だけど一応非課税メリットもあるしなあ」と考えを一転させて手続きをすることにしました。
しかし、そこからが大変。
まず、窓口の担当者がマニュアルを見ながらの拙い説明です。「時間かかるなら改めて来店します」と言っても、記入書類がたくさんあったと思うんで全部で何種類あるか調べてきます!って感じでまた5分待つ感じです。結局、後日に書類一式を郵送していただくことになりました。
郵送書類一式が、、、
- 投資信託総合取引申込書
- CRS(税法上の居住国)届出書
- 個人番号告知書
- 未成年者非課税適用確認書交付申請書 兼 未成年者口座開設届出書 兼 未成年者口座に係る運用管理者届出書
- 金融商品購入のご検討にあたって(取引時アンケート)
- ご新規申込書(普通預金)←あれ?銀行口座は作ったはずなのに
膨大な量です。。。
しかも、
- 積立投信の購入代金を入金するには来店が必要
- 5年後に非課税枠をロールするのにも来店が必要
- ジュニアNISAには専用の預金口座が別途必要(←??)
とのことです。
妻と話し合った結果、「ジュニアNISA、やめようか!」という結論になりました。
ジュニアNISAは問題点だらけ
今回の件でジュニアNISAは確実に普及しないことが身をもって分かりました。
- 書類が多すぎる
- 銀行は窓口対応に依存しすぎ(オンラインは皆無)
- そもそも利用者がいないから窓口の担当者が不案内(理由にならないけど)
- 年間80万円の非課税枠で18歳まで引き出せないのはリスク高い(相当の給与収入か資産がある人のみ有用)
- 未成年もつみたてNISAにしたほうがよい(18歳まで引き出せないのに非課税期間5年では短いでしょ。。普通に考えて期間マッチしてないじゃん)
もうこれは絶対にダメな制度ですね。責任は金融機関(=みずほ銀行)と金融庁の両方にあると思います。
つみたてNISAがうまくいきそうなだけに勿体ない。一本化したほうがよいですね。
と言うことで、子どものための積立投資は何とか別の方法で対応したいと思います。
それではまた。