恒例!年末の舟盛作り

こんにちは。YUMAです。

数年前から魚を捌くことを趣味としています。

きっかけは家で酒を飲むときに美味しい刺身をたくさん食べたいからという単純なものでしたが、コツコツ練習してきた甲斐あって今では大抵の魚は捌けますし、舟盛作りにまでチャレンジするようになりました。

昨年に引き続き、2024年末の大晦日も舟盛を作りました。色々とメモしておきます。

年末年始の鮮魚の調達

年末のスーパーに行くとマグロ、タコ、数の子、カニとかお祝いモノばかりで、鯵とか鯖とかイカとか大衆魚が基本的には売っていません。

そこで昨年は、ふるさと納税返礼品の鮮魚ボックスを年末に到着するようにお願いしました。

こちらは前回10月です↓

ただ、昨年の内容が良かったので今年もこの自治体の返礼品をお願いしようと思ったのですが、到着日指定ができなくなっておりました。

配送料の値上がりが影響しているのかもしれません。

他の自治体で、到着日指定の鮮魚ボックスの返礼品を探してみたのですが、数は少なく、また年末近辺は配送不可となっているものがほとんどでした。

なので今年は返礼品ではなくて、普通に買い物として鮮魚ボックスの取り寄せをしました。取り寄せたのは以下の鮮魚ボックスです。

↑今は在庫無しとなっていますね。。

事前に、「年末年始は到着日指定ができないお店が多いのですが御社は可能でしょうか?」と問い合わせを送ったところ、

・可能ではある
・しかし、年末は魚の値段が高騰するので、同じ値段の鮮魚ボックスでも平時よりも量が少ないか魚種はやや劣ることになる
・これを承知のうえであればご期待に添えられるように頑張ります
との回答を頂きました。

なるほど、昨年は意識しませんでしたが、年末の繁忙期ともなると同じ値段の鮮魚ボックスでも中身が微妙な内容になりがちなんですね。

ただ、年末に大衆魚含めて調達するにはこのお店に頼るしかないので、注意事項を承知のうえで購入を申し込みました。ちなみに、「匹数多め」か「大物あり」かの希望を選択することができるので、「大物あり」を選択しました。舟盛のメインになれる魚があればいいなという思いです。

で、実際に届いたのがこちらです。

届いたのは3種類で、真鯛、真鯵、赤バイガイです。

ご丁寧に店頭価格まで記載して頂いてました。

真鯛×1=3,000円、真鯵×1=1,000円、赤バイガイ×2=1,000円です。足して5,000円ならばお得感ない、と思っちゃいますが5,000円の鮮魚ボックスで送料込みであるため、おそらく送料分相当が福袋ならではのお得分ということだと思います。

赤バイガイというのは見たことがなかったのですが、調べてみるとツブ貝にかなり近いもののようです。

そこそこのサイズなので、店頭価格が1つ500円というのはまあ妥当かという気がします(少し高いかな??)。

真鯵1,000円は正直高いなと思いました。小さいサイズではないですが特大サイズというわけでもないです。スーパーなら300円相当でしょうか。

真鯛が3,000円もやや高い気がしましたが、中を開けてみると、かなりのサイズだったので3,000円は妥当と感じました。

スーパーで2,000円台で売ってますが、それより一回り大きかったです(45cmでした)。

ということで、全体としては年末の価格高騰の中で5,000円でこれらを送ってきてくださったのは満足しています。

平時から比べれば高く感じましたが、この時期に鮮度の良い魚を、しかも下処理を済ませた状態で送ってきてくれたので大変ありがたく思います。

刺身包丁を調達

過去は全ての工程を普通の包丁1本でこなしてきたのですが、どうしても最後の刺身を切るところが綺麗にできないことが多く、刺身包丁は欲しいと思っていました。

調べるとピンからキリまであるのですが、刃渡りが長く最も安価な刺身包丁ということでこちらを購入しました。

 

切れ味は抜群で怖いほど切れます。しかも、長くて軽いので持っていて細心の注意を払っていないと怪我しそうで本当に怖いです。

いざ、調理開始

まずは簡単な真鯵から。鯵は普段から捌いているので慣れています。

次に真鯛。

今まで捌いた真鯛の中で一番大きいのと、姿造りのために頭を残したまま捌く必要があるので結構大変です。慎重に進めます。

下処理済といってもうろこが結構残っていたので再度自分で取りなおしました。

当日の魚の解体はこの2つだけで終了です。

赤バイガイは切るだけの状態で届きましたし、今回ボックスで購入した以外の魚は全て仕込みは済ませておきました。

アオリイカは京都府からのふるさと納税の返礼品を使います。

1万円の寄付で3匹が頂けるのでかなりお得です。

冷凍ですが丸飲みした小魚が中に入っていたくらいに新鮮でしたし、これは確実にリピートします。ホタテも冷凍を準備しておきました。ふるさと納税の返礼品です。

他の魚は写真に残していませんが、いつも通り真サバのしめ鯖を作っておきました。

その他、当日に赤エビ、本マグロの大トロ、タラバガニを買ってきました。(これらだけで8,000円くらいかかりました,,,)

そして、完成した舟盛がこちら!

舟の先頭ゾーンです。真鯛は半身分です。その下に真鯵、1匹分です。

真ん中ゾーン。赤エビと本マグロ(鹿児島県産)大トロ、アオリイカです。アオリイカの下に赤バイガイ、上にホタテです。

さらにその右側にしめ鯖。

最後尾にはタラバガニです。

大晦日にはおせちも届くようにしてありましたので、年越しに向けた夕飯は豪華ディナーとなりました。

 

このおせちはまあ普通でしたかね。

舟盛に関しては魚をきちんと捌く部分はほぼクリアできていて、あとはいかに綺麗に見せるかという配置やセンスの要素が課題のメインになってきました。

これらは他の人の上手な舟盛をいくつも見て研究して、パクっていくしかないように思います。

あとは、刺身包丁を手に入れたことで、マグロのようなサクを平造りするときには角がビシッと立てたれるようになってきました。

今回はまだ一部曲がっていたり、厚さが均一になっていない部分も出てしまいましたが、ここら辺は何度か練習すれば上達しそうです。

それではたまた。