【自己負担10万円台】太陽光発電システムの設置完了

こんにちは。YUMAです。

上の写真はニシンを捌いて刺身で食べたときのものです。ニシンの刺身、脂がギットギトに乗っててめっちゃくちゃ美味しいんですよ。

それは良いとして、ついに我が家に太陽光パネルと蓄電池が搭載されました。太陽光パネルや蓄電池のスペック・発電容量などは前回記事をご覧ください。

工事当日

工事日の3日前に我が家に足場が組まれました。当日すぐに作業できるように工事現場にあるような鉄筋を組んだものが作られました。

工事当日は雨が降っていたので延期になるかと思ったのですが午前中に蓄電池を設置し、その間に雨も上がったので昼前から業者の方に屋根に上っていただいてパネル設置をしていただきました。

太陽光パネルの工事状況は全く見えなかったので分かりませんが、蓄電池の設置工事はずっと見学していました。

お風呂場のあるあたりの外に設置して、壁に穴をあけてケーブルを風呂場の方に通して、壁にブレーカー(パワコン)を新たに設置して、もともとあるブレーカーとつなぐという大体そんなイメージです。

浴室の天井裏に通信機器を設置しました。これは、発電状況を30分おきにメーカーのクラウドサーバーに送るための設備です。

これにより、現在どれくらい発電できているのか、蓄電池にどれくらい電気が蓄えられているのかが分かり、もし何かのエラーが生じたときにはメーカー側で何が起きているのかを把握できるようになります。

発電状況

正直、工事が終わった時点でよく分かっていなかったのですが、どうやらその次の日からきちんと太陽光発電がなされているようです(当日の工事終了は夕方だったので翌日から効果検証可能)。当たり前ですが。

太陽光発電の状況は30分ごとにメーカーのサーバーに連携され、それをスマホから見ることができます。

例えば、以下のような感じで見ることができます。

今日の発電量がXX kWh で消費電力がXX kWh だとかが分かります。

その結果、「買電」の電力量がどれだけかも分かります。

本来ならば「売電」の量も分かるのですが、売電に関しては経産省への申請とその承認が下りて初めて可能となります。

それまでは、もし蓄電池に貯めきれないほど余剰電力が生まれたときはその分は電力会社(東京電力)に吸い取られるのですが、タダで取られます。

半年経って承認が下りたらその分は電力会社に買い取ってもらえることになります。

電気代の節約

東京電力のアプリから日々の消費電力量と電気代の概算を見ることができます。

これを見てみると、あくまで概算ではありますが、以下のように電気代が一気に下がっていることが分かります。

工事日である15日を境に消費電力が減っていることが確認できます。この例↑の場合だと、1日当たり200-300円安くなっています。これはすごいですね!

ちなみに20,21日が大きくなっているのは1日中雨で在宅でずっとエアコンやらを使っていたのが原因だと思います。

それかシステムの挙動がまだ安定していない時期かもしれないので、非効率に電力を買ったりしていたかもしれません。

ここらへんはシステムが1週間ほど我が家の電気の使い方を学習して徐々に最適化してくれるそうです。

電気代の請求金額も激減しました。寒くなって暖房をたくさん使っているにも関わらず。やったね!

自己負担はどうなるか

前回の記事で説明した通り、東京都と国(DR補助金)の補助金とが想定通りに下りれば最終的な自己負担は約31万円となります。

今の時点では300万円超の支払いをしていますが、年度末近辺になって補助金が支給されれば差し引きの出費が31万円になるということです。

ところが、ここで想定外の良い誤算が生じました。

業者と契約内容の相談をしているさなかに現住所の自治体が追加的な補助金を出すことが発表されました。国(DR補助金)、東京都の補助金は想定していたところですが、さらに小さい組織として自治体レベルでも補助金を出すようです。金額に一定のルールがあるのですが、上限は30万円です。

我が家の設置しようとしている太陽光発電システムの場合、上限の30万円が支給対象となります。

ただし、この補助金は抽選で当選した世帯のみに支給される運の要素が強いものでした。とはいえ、応募するほかに選択肢はないわけで、業者経由で補助金の抽選に応募してもらいました。

ところが、業者側の提出した資料に不備があったらしく、採用却下の通知が送られてきました。抽選に参加する前の段階で却下です。

これを業者に問い詰めたところ、業者としては平謝りという感じで、「実際の契約の段階ではなんらか補填させてもらう」との回答でした。工事費用を下げてしまうと補助金の額も下がってしまうので、割引は難しいというところです。

詳しくは述べませんが、結果的に20万円相当の自己負担の軽減が図られました。これで、実質的な自己負担は11万円となる見込みです。

月に1万円の電気代が節約できたとすると1年程度で自己負担金額の回収ができてしまうことになります。すごい、すごいすぎる。

感想

ということで結果的にさらに自己負担が下がる見込みで工事が完了しました。

あとは東京都の補助金とDR補助金がしっかり想定通りに支給されるかを注視するのみです。

ちなみに、どちらの補助金も予算枠は抑えてあるので、「予算上限に達したので支給できません」という事態にはなりません。

業者が工事完了の設置報告をミスったり期限に間に合わなかったりすることだけリスクです。

ただし、それも念入りに会話しており、まずそういうことにはなりませんとのこと。であれば大丈夫なのか?

気を抜かずにウォッチしてまいります。

それではまた。