こんにちは。YUMAです。 コスタクルーズのコスタネオロマンチカというイタリア船に乗って初めてのクルーズツアーに行っ…
太陽光発電システムの設置を検討(前編)
こんにちは。YUMAです。
今年、新築一戸建てに引っ越した我が家ですが、太陽光発電システムの導入を検討しています。
屋根にソーラーパネルを載せて発電した電気を家の中で使うため、電力会社から電気を買う量が減り、電気代が大幅に節約できます。
さらに日中に発電し、昼間に使いきれない分の電気は蓄電池を導入することで貯めておくことができ、夜間の電気使用にも回したり売電することも可能となります。
きっかけ
引っ越してから1週間ほど経過したある日、自宅のピンポンを鳴らしてとある業者が営業をかけてきました。
「このあたりのエリアで太陽光発電システムを導入するお宅を探してるんです」「とにかく今お得なんです~」とか言って胡散臭い感じがプンプンしたのですが、5分ほど話を聞いてみると初めて聞く話だったこともあって「へぇ~」という内容でした。
まあ、とりあえず胡散臭いのでその場はさっさと帰ってもらいましたが。
何日かすると今度は別の業者がピンポンしてきて似たような内容の営業をかけてきました。
新築と見るや否や営業をかけてくる類の業者たちのようです。
その場でサクッとお断りして帰ってもらってたのですが、内容は若干気になったので自分でも調べてみることに。
すると、なるほど、なかなか興味深い話のようですね、太陽光発電システム。
情報収集
ひとまず、自分で調べつつ業者から話を聞いた方が早いだろうとも思い、タイナビ、グリエネという一括見積サイトに登録しました。
飛び込み営業の連中は無視です(理由はあとで説明します)。
ここに登録すると自動で複数の太陽光発電業者から連絡が来るので、自宅の平面図および立面図をメールで返信すると各社から提案内容と見積もりが届きます。
業者によっては電話かオンライン面談をすることになります。
私の場合、メールで見積もりをもらうだけの業者も含めて数えてみたところ、合計で12社と連絡を取っていました。
参考までに連絡を取った業者の一覧を載せておきましょう。
この中には本当にいい加減な業者も混ざってますので注意してください。
・コストリノベーション
・ヒラソル
・プロンティア
・フリテラス
・リアルヴィジョン
・Aoie
・iR
・TSP
・WBH
・yh
・新日本住設
・航建設
※50音順です。
本社がシェアオフィスのところも多いです。
補助金まみれの闇
なぜ太陽光発電システムが経済的に得するかと言えばものすごい金額の補助金が出るからです。
特に東京都はすごいことになっています。
もし補助金がなければ、太陽光発電による電気代節約というメリットと設置費用とを考えたときに、基本的に黒字化するのはほぼ不可能で、可能だとしてもかなりの時間がかかることになります。それこそ10年とかでは到底無理でしょう。
ここに闇があって、太陽光業者としては補助金がたんまり出るビジネスなので、可能な限り補助金の額が大きくなるような提案をすることで、消費者の自己負担を減らしつつ、業者の利益を最大化するようなプランを提案してくるわけです。
消費者、太陽光業者、東京都という3者を考えたときに、乱暴な言い方をすれば消費者と業者がともに得をして、東京都が損をするという構図になっています。
補助金がたんまり出るからこそ、有象無象の業者が東京都にシェアオフィスを借りてまで太陽光発電ビジネスに手を出してるわけです。
提案内容のイメージ
細かい提案内容はまた今度記事にするとして、大まかな提案イメージを紹介します。
まず、業者から連絡が来ると同時に、自宅の平面図と立面図の写真をメールで送るように要請されるので返信します。
すると、屋根に載せるパネルのサイズや枚数、発電容量やシミュレーションなどが送られてきます。と同時に、蓄電池のメーカーや型番、パワーコンディショナーという機器や配電設備、および工事費などの見積もりも送られてきます。
我が家の場合、真夏の電気代が月に15,000円くらいかかっていますが、太陽光発電システムと蓄電池を導入することで、これの大部分が節約できます。
シミュレーションなので不確実性はありますが、ざっと見積もって毎月1万円の節約にはなると思います。
で、気になる費用ですが、太陽光パネルと蓄電池、その他設備と工事費を全て合計して300~500万円くらいの見積もりが多いです。
ここから、東京都の補助金などを考慮すると、自己負担額がいくらになるかというところなのですが、数十万円から100万円ほどと幅がかなり大きいです。
仮に、自己負担が50万円で済むのであれば、ざっくり50か月分の電気代が節約できれば元がとれます。4年ちょいで元がとれる計算です。
これらのシステムはいったん導入すれば数十年単位で使うことになるものです。したがって、4年で損益分岐点を超えた以降の使用期間に応じて、電気代の節約分(毎月1万円と仮定)が得になるわけです。
もちろん実際には、数十年後に廃棄する際には多少の費用がかかることも考慮しなくてはいけません。が、撤去費用が数十万円としても十分に割に合う投資となります。
太陽光発電システムと蓄電池は導入した方が良いだろうなとは分かったものの、じゃあどこの業者にお願いするか?というのがまた難しい問題となります。
続きは次回にしたいと思います。
それではまた。