【税理士試験】初めての酒税法を受験してみたが

こんにちは。YUMAです。

上下の画像を見比べてみてください。酒税法ってめっちゃ少ないんですね受験生が。

ただ、試験会場に行った感じでは平均年齢は若いような気もしました。あと女性比率もわずかながら多かった気がします(会計課目との対比で)。

はい、前回の記事では財務諸表論の振り返りをしました。今回は酒税法の振り返り。

受験前の気持ち

今年初めての受験となる酒税法です。計算が7割を占めるのですが、これは以前から暇があるときにちょくちょく問題を見ていたので、大体のイメージは付いていました。

品目判定が難点だけど、そこさえクリアすればそこまで難しくないのでは。

最後の1か月も仕上げるつもりで何度も繰り返して演習を行って割と楽しみながら勉強できました。

厄介なのは理論で、税法の勉強は初めてだし、しかも暗記というのも初めての勉強です。

理解して繰り返し演習するうちに覚えてしまうのではなくて、最初から覚えるつもりで条文を読まなくてはいけないという初の勉強です。

これが難しい。向いてない。

だけれども何度か覚えようとしてるうちに楽しくなってくるではありませんか。

今読んでみた条文、見ないで言えるかな。そんな感じで、まるで中学生の時の歴史上の人物を「鎌倉幕府を開いたのはだーれだ?」みたいなノリで覚えるのが楽しいのかなと思い始めました。

全部覚えるのは無理だけど、ここが出題されたら書けるぞ!ってとこをいかに増やすかを考えました。

試験開始

計算問題から解きます。7割(配点70点)が計算問題です。

ん?早速、止まります。

酒税法、改正されてるのは知ってるけど、そもそも回答内容も変わってるやん。

いつもなら、①税率②課税標準数量③酒税額④控除税額⑤酒税額となっているところ、②と③の間によく分からない「本則税額」ってのがあって⑥まであります。

ん?なにこれ?詰んだ?

改正された酒税法

これはあかんと思いました。

酒税法が改正されていたのは勿論知っています。

令和5年、新ジャンルの扱いが変わったり。つまり昨年に発泡酒だのの扱いが変わったり、そもそも酒税の税率が変わったりしていました。

これからも令和8年に変わることが決まっていることも知っています。

ただし!それだけじゃない。

どうやら、特例税率という、特定の人は税率を安くしますよという制度が複雑に変わっていたようです。

正直、それも国税庁の発表資料を見たことはあったので知ってはいたのですが、マジでそういうの試験に関係するか?おもいっきり出題されるものなのか?

答案用紙

そういうわけで、品目判定、課税標準数量は書きましたがそこまでです。。本則なんとかが何なのかも分からない。税率の特例も計算できない。

理論については趣旨がやたら多く問われており、逆に何でも書きやすい問題かなという印象を受けした。

アルコール分とは何か、エキス分とは何か、という根本的な問いもありました。

意外と過去問にも問題集にもない問題で、でも基本的で定義を問う問題、良い問題だと思いました。1文字も書けませんしたが。

感想

よく良からないのですが、周りの人は時間ギリギリまで書いていました。

酒税法の改正に伴う回答方法の変更なども事前に知っていたのでしょうか?だとしたらもうお手上げ。

予備校に通わないと無理ってことでしょうか。少なくとも今年は。それが正直な印象でした。逆になんで、予備校はその対策ができるの?

今回、胸を借りるつもりでということは一切なくマジで合格を狙っていました。

というのも時間が経つにつれてまた酒税法も改正されるし、正直、初の受験だけどいきなり合格を狙っていました。

その分だけ財務諸表論はの勉強は削りました。しかし、結果はこれ。やはり、予備校に通わないとダメなんでしょうか?

実は最新の問題集を見ていないんですよ。今度、最新の問題集を本屋で見つけてみます。

そこで、今回の回答方法がレクチャーされているならば単なる自分の勉強不足というか、情報収集不足ですね。

※解答速報出たので見てみたら品目判定も2つ間違ってました(泣)単なる勉強不足ですね。

それではまた。